形? 安さ!? 前方後円墳型の墓地が人気の理由を考える

形? 安さ!? 前方後円墳型の墓地が人気の理由を考える

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6月22日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーのテーマは「お墓」。先ごろ福岡県で発売された、3100人が納骨できる前方後円墳型の墓地が人気を集めているという。

西川あやの「ご紹介した前方後円墳型の墓地は、福岡県新宮町の新宮霊園が令和4年4月から、日本初の本格的な古墳型永久墓として売り出したところ、予想を遥かに上回り、およそ1年で900人分が完売していると。スタジオに写真があります。全長53メートル……」

入山章栄「これたぶん、前方後円墳型に惹かれたわけじゃないでしょう? 安いとか、単身の方が個人として入れるとか。そっち側の理由だと思う」

中田花奈「え、私、前方後円墳型に入りたいです。いいな、これ」

入山「『前方後円墳型に入りたいです』って何(笑)?」

中田「昔は偉い人しか入れなかったでしょう?」

入山「そういう発想だったんだ(笑)」

西川「価格は1人分28万円、7万7000円の永久管理費が必要となるということです。最初は年300人分の販売を考えていたけど、すぐに追加販売となったと」

中田「私は自分がどのお墓に入るとかもよくわかっていないんですよ。お墓参りを年一でしているんですけど、もし結婚したらお墓はどこに入るんですかね?」

入山「伝統的な日本の考えだと、旦那さんのほうの家、というのが通例だね」

中田「私の実家のほうというか、いとこが女だらけなんですね。となるとそのお墓は終わりっていうことに?」

入山「それが昔の日本の課題で。特に女性が多い家系の方は、墓を守る人がいなくなるわけですよ。男の子がいなくて女の子が多い家系は『誰がお墓を守るんだ!』という話になって、問題視された。僕が小さいころまで、そういう話は周りでしょっちゅうありましたよ」

入山は自身の家系の墓について説明した後、こんな質問を投げかける。

入山「そもそもお墓に入りたい?」

中田・西川「ああ~……」

入山「僕は入らなくていい派なんです。海に撒いてくれ派」

中田「私も海に撒くやつやりたいです」

入山「さっきまで古墳って……どっちなんだよ(笑)」

中田「前に番組で海洋散骨の企業を紹介することがあって、すごく素敵だったんですよ。その式自体が。これがいいなと思ったんですけど……前方後円墳も魅力的ですね(笑)」

西川「それぐらいの気持ちで選ぶ方も最近は多いんじゃないでしょうか」

入山「ライトになってきているんでしょうね。日本は家制度だったから、お墓って家のひとつの象徴ですよ。家を守るのとお墓を守るのってほぼ同義だった。それがいま社会の変容で急激に変わってきているわけですね」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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