ロシアが日本人裁判官を指名手配!プーチンに逮捕状を出したことへの報復か?ただし容疑は不明

ロシアが日本人裁判官を指名手配!プーチンに逮捕状を出したことへの報復か?ただし容疑は不明

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7月28日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、ロシアの動向について意見を交わした。

ただ怒ってるということでしょうか

タス通信は27日、ロシアによるウクライナ侵略を巡り、プーチン露大統領らに戦争犯罪の疑いで逮捕状を出したICC、国際刑事裁判所の赤根智子裁判官をロシア当局が指名手配したと報じた。具体的な容疑は不明。関連の手配は3人目。ロシアはプーチン氏への逮捕状に強く反発しており、報復とみられる。

「容疑が不明で指名手配というのはありえないですよね。」(内藤氏)

「ただ怒ってるということでしょうか?」(寺島アナ)

赤根氏は愛知県出身で2018年3月に国際刑事裁判所の裁判官に就任した。ロシア連邦捜査委員会は3月、プーチン氏に逮捕状が出されたことを受け、ICCのカリム・カーン主任検察官と、赤根氏を含む3人の裁判官の捜査を開始した。5月には「無実の人に嫌疑をかけることを禁じたロシア刑法に違反する」と主張し、カーン氏とイタリア人裁判官1人を訴追したと発表している。松野官房長官は27日の記者会見で「ICC関係者個人に対して措置を取ることは不当だ」と批判し、ICCと連携して対処していく考えを示した。一方、プーチン大統領には戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所から逮捕状が出ている。国際刑事裁判所の加盟国はプーチン大統領が入国すれば身柄拘束の義務が生じる。

「ただ、本当にプーチン大統領を逮捕することができるのか?という指摘もありますが、この前プーチン大統領はICCに加盟してる南アフリカに行くのやめましたね。」(寺島アナ)

「現職の国家元首に逮捕状が出た例で有名なのは、2019年に失脚したスーダンのバシールという独裁者です。しかし、逮捕状が出ても2016年にウガンダの大統領就任式に行ってるんですね。ウガンダは当時加盟国だったので本来は逮捕しなきゃいけなかったんですけど、バシール氏は逮捕されず帰ってきちゃってるんですよ。それで怒って欧米の外交団は途中退席したんです。つまり現場の当局者がすっとぼけてたら、どうしようもないですよね。」(内藤氏)

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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