山田雅人「かたり・長嶋茂雄物語」をミスター本人が聞いた時の第一声は？

野村邦丸アナ「山田雅人さんがマイク1本で著名人の様々な名場面を語る「かたり」ですが、スタッフが聴いたところによるとこれまでに取材した人数だけでも3000人に及んでいて、レパートリーの中にはもちろん『江夏の21球』、これはもうNHKが作ったドキュメントをご覧になった方も多いと思いますが、これを語ると。それから凄いのは『長嶋茂雄物語』。これは有名なんですか？」

山田雅人「もうこれは十八番です」

邦丸「『長嶋茂雄物語』を、長嶋さんご本人と、ジャイアンツの当時の選手たちの前で披露したことがあると」

山田「あります！　高橋由伸監督時代に、東京ドームホテルで。巨人軍の納会があって、1番前に高橋由伸監督、それからコーチの村田真一さんや井端弘和さんなど全員が聴いてくれて。ほんで高橋さんが目に涙を溜めて『僕がもし優勝したら、高橋監督物語を作ってくさい』と、約束しました」

邦丸「ああ、そうですか！」

山田「だから僕ももう1回高橋由伸さんが監督になることを願ってます」

邦丸「おそらくなるでしょ？」

山田「もう1回由伸さんのね、2回目のチャレンジを期待してます」

邦丸「ですね。もう阪神に勝てる日は無いんじゃないかってぐらいの今の巨人ですが……」

山田「でも『長嶋茂雄物語』はずっと村山実さんとABCラジオで番組をやってたんで、村山実さん寄りの天覧試合の「かたり」なんですが、これを20年寝かしたんですよ、発表せずに。これは村山実さん寄りの天覧試合だから、ワインと同じです。長嶋さんにいつか会えると信じて。で、会えたんですよ！　ご自宅に行って、聴いてもらって、取材をして、許可をもらいました」

邦丸「でも長嶋茂雄さん本人の前で、『かたり・長嶋茂雄物語』をやるわけでしょ？　長嶋さんはどんな感じで？」

山田「もうね、嘘じゃないですよ、本当に終わった後立ち上がって『う～ん、ベリーグー！』って言われたんです」

邦丸「アハハハハハハ！！」

山田「いや、ホンマ！！これ本人に聞いていただいてもわかる。立ち上がって僕、何て言われるのかな～ってドキドキするじゃないですか！　それが『う～ん、ベリーグー！』って（笑）。英語だったんですよ！」

邦丸「『ベリーグー！』だったんだ！（笑）　長嶋さんらしいですよね！」

この後、山田さんがミスターに聴いた質問への答えがどんな言葉だったかをクイズにしてリスナーから答えを募集するという場面も。気になる方は、ぜひradikoのタイムフリー機能でお確かめください！

「くにまる食堂」は平日朝11～13時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。