なかじましんや 土曜の穴

毎週 土曜日 11:00〜13:00
tweet

ゲスト・石原正康さん

 この日のゲストは
 幻冬舎 取締役専務 兼 執行委員で
 数多くのベストセラーを世に送り出した
 "カリスマ編集者" 石原正康さん。

 角川書店で編集者として活躍された
 石原さんは1993年、
 見城 徹さんらとともに幻冬舎を設立。

 五木寛之さんの『大河の一滴』
 村上龍さんの
 『13歳のハローワーク』などを担当された
 編集者として業界屈指のベストセラーメーカーです。

 Ishihara_Masayasu_20150509_01_480x360.jpg
 ※石原さんが手にしているのは『新 13歳のハローワーク』
   小尾ちゃんが手にしているのは
   幻冬舎コミックス『恋するインテリジェンス』
  (丹下 道)(詳しくは 1巻  2巻 )


 ■ 作家の口説き方 ■

 この作家に「書いてほしい!」という時の
 "口説き方"を伺いました。

(石原)「基本的には褒める。
     良くないと思うところは言わない。
     『ここ、最高!』と言い続けると
     次の原稿は褒められた部分を
     強調して書いてくるようになります」


 これには中島さんも
 CMディレクターとして同意。

(中島)「いい部分をホメるの、大事ですよね」

 また、作家にとって「小説」は
 "自分の子ども"のような存在。

 そのため初めて仕事をする(かもしれない)
 編集者に対しては
 「コイツに預けていいのか?」 と
 疑ってかかるケースも多いらしく、
 そんな時、石原さんは本の「感想」を
 手書きの手紙で伝え、信用を得るそうです。

 ■ 作家との付き合い方 ■

 "編集者"として一緒に仕事をしたい作家は
 「いい"お付き合"いができる人」ですか??

(石原)「それはやっぱりイヤな人と です」

 Ishihara_Masayasu_20150509_02_240x180.jpg
 関係を保つことが困難な作家の方が
 成果が大きく、
 また、ケンカをした場合は、
 ケンカをした状態をキープすることも
 あるのだとか。

(石原)「ヤな仕事ですね。
     わけのわからない人間関係、
     大好きですね(笑)」


 ■ 大ベストセラー 誕生秘話 ■

 村上 龍さんは大ベストセラー
 『13歳のハローワーク』を
 なぜ書こうと思ったのでしょうか――?

 村上さんがあるテレビの教育番組に
 出演した際、
 中学生の子を持つ「親」と「教師」との討論で
 互いに責任を押し付け合う
 不毛な議論が目の前で展開されました。

  子どもにとっての「幸せ」は
  将来"メシを食っていけること"のはず。

 それならば、早い段階で「職業」を知り、
 その「職業」を目指すために
 役立つ本を作りたい――と考えたそうです。

(石原)「それは新しいきっかけだな
     と思って・・・」


 様々な「職業」について
 アウトサイダー的な見方で
 独特の解釈をするという村上 龍さんが
 「偏見、偏愛を持った作家の目」で見た、
 飽きない"職業図鑑"
 『13歳のハローワーク』は100万部以上の
 大ベストセラーとなりました。

 Ishihara_Masayasu_20150509_03_book_300x270.jpg
 幻冬舎で100万部を超えた
 『ふたり』(唐沢寿明)
 『ダディ』(郷ひろみ)
 『弟』(石原慎太郎)
 この3作のように
 "関係性"をタイトルにすると
 ヒットに結び付く傾向があるそうです。

(中島)「小尾ちゃん、書いてみれば?」

(石原)「『信也と』みたいな感じで」

(小尾)「どうしましょう、
     ベストセラー作家になっちゃったら(笑)」


 Ishihara_Masayasu_20150509_04_240x180.jpg
 ■ 未来の大ベストセラー! ■

 これから作りたい本は
 簡単に英語が覚えられる本。

(石原)「感覚的に、本だけで覚えられるものを
     今、お願いしています」


(中島)「"I Want"ですよ、それ。
     "Great"ですね」


(小尾)「"Me too! Me too!"」



 ■『新 13歳のハローワーク』
 (村上龍 著/2,600円+税/2010年発売)

 ■『13歳のハローワーク』
 (村上龍 著/2,600円+税/2003年発売)

 「13歳のハローワーク公式サイト」は こちら

TOPへ戻る