なかじましんや 土曜の穴

毎週 土曜日 11:00〜13:00
tweet

「和ろうそく」ってどんなイメージ?『週刊那須スタイル』

QRnasu20160116_000258.jpg
 きょうは、「癒しとぬくもり」のあるステキな空間、非日常のやすらぎを与えてくれるお店、那須高原「キャンドルハウス・シュシュ」の高木彩葉さんに、600年以上の歴史を持つ「和ろうそく」について紹介していただきました。
スクリーンショット 2016-01-15 19.49.48.png

 西洋のキャンドルは、石油が原料の「パラフィン」と綿芯から作られているのに対し、和ろうそくは、ウルシ科のハゼの実から取れる「ハゼ蝋」を使用します。この蝋を学名で「Japan wax」。

 和ろうそくの芯は、「い草」の皮を取り除いた灯芯を使い、2~3ミリ程に丸めた和紙に、その灯芯をらせん状に巻きつけて、真綿で薄く絡めて太い芯を作り、この芯にロウを徐々につけていきます。この工程から「生掛け和ろうそく」といい、100%植物性で、煤が少なく、ロウ垂れがしにくいのが特徴です。

C白.JPGC朱.JPG

 和ろうそくには、白と朱の2色があって、白は日常的に使います。朱色のものは、結婚などのおめでたい時に使われます。

C絵ろうそく.JPG

 さらに、雪国へ行くと和ろうそくにお花の絵が描かれた「絵ろうそく」があります。雪国では冬が長いために、生のお花を生ける事が難しいので、せめてろうそくに描かれたお花で部屋を明るくしようと500年ほど前から作られているそうです。 

 現在では全国に10数軒程度しか作っていないそうですが、キャンドルハウス・シュシュでは、そのうち数軒の和ろうそく屋から取り寄せて「和ろうそくのコーナー」を設けていますので、お越しの際は、ぜひご覧ください。

QRnasu20160116_000259.jpg

新意地悪ナスタ_リサイズ.jpgのサムネール画像

那須高原「キャンドルハウス・シュシュ」へのお問合せは、

電話:0287(78)7060まで、

詳しくは、那須高原キャンドルハウス・シュシュの公式ウェブサイトをご覧ください。


画像提供

那須高原「キャンドルハウス・シュシュ」


QRnasu20160116_000249.jpg

MISHIMAもキャンドル作りを体験してきました。

QRnasu20160116_000245.jpgQRnasu20160116_000246.jpg

真剣な表情で雪だるまの顔を作っています。
約90分で完成です!

TOPへ戻る