2月6日のゲストは
放送作家で
ミュージシャンとしても
活躍されている
倉本美津留さん。
ダウンタウンの番組を中心に
数多くのヒット番組を手掛けられ、
現在『ダウンタウンDX』
『M-1グランプリ』
『浦沢直樹の漫勉』
『シャキーン!』などの
人気番組を担当されています。
中島信也さんとは
あるパーティーで知り合い意気投合。
共通点がとても多い二人です。
■1959年生まれ / 1歳から大阪育ち
(倉本さん=6月 広島出身/中島さん=1月 福岡出身)
■ビートルズ好き
(倉本さん=『ヘイ・ジュード』がガツンときた)
(中島さん=『愛こそはすべて』にショックを受けた)
■中学3年でバンド結成
■『ABCヤングリクエスト』
アマチュアミュージシャン出場コーナー
「ミキサー完備 スタジオ貸します」で
キタ・タローさんに曲を褒められる
(倉本さん=出場した後輩への楽曲提供)
(中島さん=出場して生演奏)
二人の弾むトークに
時間はあっという間に
過ぎ去っていきました。
■ ビートルズから"バトン"を受け取る ■
「親たちからはダメだと言われても
自分ではオモロイと思っている」
少年時代、
世の中と違う考え方をしていたという
倉本美津留さんに
強い影響を与えたのが
「新しいものを生み出し、
世の中を自由にした」ビートルズ。
「ビートルズからバトンを受け取ったつもり」で
自分に何ができるかを考え、
これまで歩んでこられたそうです。
(倉本)「『それでいいんだ』って
言われたような気が
するんですよ。
自分も
(ビートルズのように)なるためには
世の中に面白いもんを
増やさなアカンと決心したんです」
(中島)「僕もバトンを渡されかけて
落とした・・・」
たとえ、世の中から浮いていようと
みんなと違っていようと、
「それでいい」と
前向きに捉えることが大切!
――という話題になり・・・
(倉本)「浮いてる感覚を
チャンスと思ったほうが
いいと思うんですよ。
それが人との"差異"なんで。
そこを肥大化させることによって
オリジナリティができる、と」
「そこから逃げずに 思っきり
グッといってもうたら
『ええのや、これで』って(なる)。
それが大事なんやと思います」
(中島)「なんか、ええ番組に
なってきてるような感じが」
(倉本)「毎週
ええ番組なんちゃいますの?」
(中島)「おおきに」
「しんやの部屋」の中でおかけした曲は
倉本美津留さんが
「美津留」さんとして発表された
アルバム『躾』に収録された
「オリジン」。
これは中島さんが衝撃を受けた曲です。
■ 『倉本美津留の超国語辞典』 ■
(小尾)「普通の国語辞典とは
全く違う・・・
面白かったぁ」
先日発売された
『倉本美津留の超国語辞典』は
「日常に、面白いものがいっぱいある」
ということが見えてくるとう
倉本さんが、それらを集め
見やすいように
仕分けしてまとめた、
読んで面白い辞書です。
よく知っているけれど
アレの呼び名は知らない・・・
「こんな名前だったの!?」
といった項目もあります。
たとえば
灰皿の、タバコを置くくぼみ の名称。
(倉本)「凹んてるところにも
名前があるんです」
正解は タバコ休め
(中島)「『そのまんまの
名前やったんかい!』とか
世間が作った社会的ルール・言葉への
"庶民のツッコミ本"です」
■ 倉本美津留さんの最新情報 ■
■著書『倉本美津留の超国語辞典』
(朝日出版社/1,680円+税/2015年12月発売)
詳しくは こちら
■絵本『現代版 判じ絵本 ピースフル』
(文:倉本美津留/絵:本 秀康)
(文藝春秋/1,450円+税/2015年12月発売)
詳しくは こちら
「判じ絵」とは
江戸時代に庶民の間で流行したもので
絵から思い浮かぶ言葉は何か?を
考える"目で見るなぞなぞ"。
本 秀康(もと・ひでやす)さんが描いた
『現代版 判じ絵本 ピースフル』の
原画展が開催されます。
■『本秀康 ピースフル展』
■開催日:2月18日(木)~21(日)
2月25日(木)~28日(日)
■時間:13時~19時 ※月・火・水 休廊
■場所:パールブックショップ&ギャラリー
■住所:東京都渋谷区西原2-26-5
詳しくは こちら
倉本美津留さんの最新情報は
こちら をご覧ください。