なかじましんや　土曜の穴

　4月9日のゲストは
　シンガー・ソングライターの
　原田真二さん。

　楽曲制作に関する最近の傾向、
　平和への想いなどを伺いました。

　
　中島信也さんとは同学年。
　中島さんが上京し、美大に入るために
　予備校に通っていた1977年の秋に
　原田さんが衝撃デビューを果たします。

　美大を目指しながら
　ミュージシャンへの夢も抱いていた
　中島さんは"早熟の天才"の
　才能を目の当たりにして・・・

（中島）「『これはまずい。同じ世代だ』
　　　　　打ちのめされました。
　　　　　あの時の僕に、
　　　　　きょうのラジオを聞かせたい」

（原田）「光栄です。
　　　　　そう言っていただけますと」

　
　■ 詞やメロディが浮かぶ瞬間 ■

　リスナーの方から質問が届きました。

　Ｑ．どんな時に
　　　詞やメロディが浮かぶのですか？

（原田）「『作ろう』と思って
　　　　　ピアノですとか
　　　　　ギターを持ったりとか
　　　　　その体勢になってから
　　　　　始まるんですよ」

　楽曲作りに関して
　最近は、ある変化があり
　詞とメロディとが
　同時に出てくることが多くなり、
　とりわけ"アレンジ"については
　コンピューターを使い始めて
　自分自身で作業を
　進められるようになってからは
　ご自身でも
　「こんなの出来ちゃったわけ？！」
　と驚くことが
　増えているそうです。

（原田）「胸のあたりに
　　　　　真っ白なキャンバスがあって
　　　　　そこにボン！
　　　　　と出てくる感じなんですよ。
　　　　　キャンバスに
　　　　　殴り書いていく感覚で
　　　　　あとで自分で驚くような
　　　　　ことがあって、
　　　　　面白い状態になってきたな
　　　　　と思ってるんですけどね」

（中島）「これはすごいよ。
　　　　　一体化してるんです。
　　　　　 "音楽"と"原田真二"が」

　
　■ （見出し的な文言） ■

　原田真二さんは
　出身地・広島の"想い"
　"平和""優しさ"を
　音楽で届けたい――と
　常々考えていました。

　ある時、広島でのイベントで
　歌ったことがきっかけとなり、
　ニューヨークのピースイベントへの　
　出演をオファーされ、
　やがて、様々な場所で
　平和への想いを発言する
　機会が増えるように。

（原田）「思い描いていたことが
　　　　　現実になってきていて
　　　　　『やらなきゃいけないこと』と
　　　　　言われていると思ってますね」

（中島）「すごい純粋な心を
　　　　　持っておられると思います。
　　　　　広島のことも愛してるし
　　　　　人のことも愛しておられますし」

　原田さんは2007年に
　『大和～YAMATO The Global Harmoney～』を
　リリース。

（原田）「『大和』――大きな和は
　　　　　調和の和だと思うんです。
　　　　　ハーモニーを作れる文化を
　　　　　日本人は持ってると
　　　　　思うんですね。
　　　　　日本の精神性が
　　　　　今こそ世界に役立たないと
　　　　　いけないと思うし」

　
　原田さんは
　「Vote-For- Peace」という
　平和への投票を
　ウェブサイトで行っています。

（原田）「世界中にどれだけの人が
　　　　　平和に賛成しているか
　　　　　数で見られるサイトなんです。
　　　　　７０億に近づいていくことが
　　　　　理想なんですが
　　　　　その過程の中でたくさん集まれば
　　　　　大きな力を持ってくるんじゃ
　　　　　ないかと思って」

　
　■ 原田真二さんの最新情報 ■

　■ライブ「Goodstock Tokyo」
　　　　　　 Open記念Live
　■日時：4月23日（土）17時開演
　■会場：大岡山 Goodstock Tokyo
　■交通：東急大井町線「大岡山駅」
　　　　　　徒歩4分

　詳しくは原田真二さんの
　オフィシャルウェブサイトを
　ご覧ください。