なかじましんや 土曜の穴

毎週 土曜日 11:00〜13:00
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ゲスト・稲垣えみ子さん

 6月11日のゲストは
 元 朝日新聞 編集委員の
 稲垣えみ子さん。

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 朝日新聞の"アフロの記者"として
 おなじみの稲垣さんは今年1月、退社し
 先日、初の書き下ろしの著書が
 発売されたばかりです。
  『魂の退社』東洋経済新報社)

 今後は定職に就かずに生きていくことが
 目標という稲垣えみ子さんに
 これからの生き方、
 これまでの節電生活について、
 アフロヘアにしたいきさつなどを
 伺いました。

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  退社

 1965年生まれの稲垣えみ子さんは
 40歳前後から
 会社員生活は50歳で区切りをつける
 考えだったそうです。

(稲垣)「"得ていくこと"ばかり
     考えていくと
     とんでもないことになる、と。
     "得られなかった時"に
     怒る・恨むという
     負の感情にまみれて死んでいく
     と思ったんですね」


 価値観をが変わる転機となったのは
 「お金を使わない楽しみ」
 知ったという香川県への転勤。

(稲垣)「(安い)うどんに
     教えられたことも
     大きかったんですけど」


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  節電生活

 稲垣えみ子さんは
 東日本大震災の発生以来
 実践している"節電生活"の中で
 掃除機や冷蔵庫といった家電製品を
 次々に捨てたそうです。

 コードをコンセントにつなぎ、
 大きな音を立てることが不愉快だった
 掃除機から「ほうき」に替えたことで
 それまでの"掃除嫌い"の
 コンプレックスも解消。

(稲垣)「掃除が嫌いだったんじゃなく
     "掃除機が苦手"だったんです。
     
(ほうきは)静か、
     取り出すのも楽、
      瞑想的な
     "シャッシャッTIME"...
     掃除が大好きになっちゃって」


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 食材はその日に食べる分だけ購入、
 または、残った野菜を干すことで
 冷蔵庫も不要に。

   家電製品がほとんどない暮らしで
   苦労はないのでしょうか?

(稲垣)「やってみたら
     なんてもできちゃうので、
     必需品というモノが
     要らないなとなった時に
     すごい自由になったんです。
     なきゃいけないモノって
     世の中にあるのかな
(、と)


  生きてるだけでいい

 会社を辞め、冷蔵庫を捨て、
 これから、どのような暮らしを
 送ろうとお考えなのでしょうか。

(稲垣)「生きてくだけで
     いいじゃないか
     別に"何か"じゃなきゃいけない
     ということはなくて、
     でもみんな
     "何か"じゃなきゃいけないとか
     こだわっちゃう
      じゃないですか。
     別に何もなくても
     『生きてるだけでいじゃん』
      と思ったら、生きるのって
     自由だし、楽だし
     『"なきゃいけないもの"は
      実は"ない"』としたら
     けっこう楽なので・・・」


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 仕事は「頼まれたときに手伝う」
 と、定職には就く考えはないそうです。

(稲垣)「お金とかもらわなくても、
     手伝いに行って、
     晩ごはん食べさせてもらったら
     十分だと思うんですよね」


(中島)「きょう、稲垣さんの中に
     日本の未来を
     展望できました。
     哲学的な活動やと思います」


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 アフロヘアにしたワケは
 カラオケでカツラをかぶり
 「似合う」「ありかも」
 と思ったことがきっかけ。

 しかし、反対する美容師の方の説得に
 1年かかったそうです。

(小尾)「怒られたりしないんですか?」

(稲垣)「元々、なんとなく浮いてた
     ということも
     あるかもしれないんですけど、
     みんな、
     ビックリはしてましたけど、
     ここまでやってしまうと、
     『注意』とかいうレベルでは
     なかった気がします」



  稲垣えみ子さんの最新情報

 著書『魂の退社
     会社を辞めるということ。

  (東洋経済新報社/1,400円+税/2016年6月発売)
  詳しくは こちら

 著書『アフロ記者が記者として
     書いてきたこと。
     退職したからこそ書けたこと。』

  (朝日新聞出版/1,300円+税/2016年6月発売)
  詳しくは こちら

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