なかじましんや 土曜の穴

毎週 土曜日 11:00〜13:00
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ゲスト・関口知宏さん

 1月21日のゲストは
 旅人の 関口知宏さん。

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 2004年から
 NHK-BSの鉄道旅シリーズに出演し
 これまで日本、ヨーロッパ、中国などを
 旅された関口知宏さんは
 旅先であっという間に
 地元の人々と親しくなり、
 その土地に溶け込むことでもおなじみ。

 そんな"旅の達人"と思われた
 関口さんが実は・・・

 そして、しんやさん、小尾ちゃん
 驚いた、関口知宏さんの別の顔とは?!

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  旅好きではなかった・・・

 自らを"旅人"と称し、
 旅に関する番組出演や本の刊行などで
 活躍され"旅の達人"という
 印象が強い関口知宏さんですが・・・
 "旅好き"というわけではないそうです。

 ある時、旅に強い関心がないことを知る
 マネージャーが
 番組出演のオファーを伝える際も
 『一応報告するけど、やらないよね?』
 ――と聞いたとか。

 しかし・・・『それ、やるわ!』

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(関口)「"直感人"間なんで、
     『それ、やらなきゃいけない』
     と思って」


 その時なぜ直感で『やる』と思ったのか
 今でも全てはわかっていないそうです。

(中島)「その時、旅好きじゃ
     なかったんですね?」


(関口)「ぶっちゃけ、いまだに、です。
     不思議なんですよ。
     旅が大好きな人の旅
(番組)
     あるだろうけど、
     逆にそういう
(好きではない)人が
     旅するから、いい
     ってことがあるかもしれない」


(小尾)「それがあるから
     今があるんですもんね。
     すごいですよね」


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  言葉は通じなくても

 世界を旅する中で、地元の人と
 すぐに親しくなれる関口さんですが、
 外国語が得意なわけではないそうです。

 番組で、ご自身が"満足"できたり
 視聴者から"好評"だったりした場合は

(関口)「ベラベラうまく(地元の人と)
     喋れた時じゃないんですよね。
     喋れるかどうかは
     第一義じゃなかったです。
     行ってみたら」


 具体的な例として・・・

 海外の旅先での出来事――
 実のなった木の前で、外国人女性と、
 『これは何の実なのか?』
 疑問を共有しました。
 言葉は通じないながらも、
 どうにか意志の疎通を図って・・・
 『食べてみる』という結論に。

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 この時のことを、言葉が通じていたら
 「逆につまらなかったと思う」
 振り返る関口さん。
 結局、二人のうちどちらが食べるか
 譲り合いの末、女性が食べることになり
 ・・・・・・・・まずかったそうです。

(関口)「そっちの(言葉が通じない)方が
     "会話した感"
     強かったりなんかして
     『言葉は二番目』ということは
     やってみて思いました」


(中島)「言葉があれば便利だけど、
     最初に、伝えたいこと、
     何かを共有したい
     
(という想い)がないと・・・
     『この実、何?』がないと
     言葉って
     何の意味もないからね」


(関口)「きょうは楽だわ。
     全部説明してもらえる」


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  アルバム『七変化』

 関口知宏さんは音楽活動も展開中で
 作詞・作曲・演奏・歌唱
 すべて一人で担当した
 アルバム『七変化』を発表。

 一部、お聴きいただきました。

 せッチモ『ボンネット・カフェ』

(中島)「これはサッチモですよね?

(関口)「関口の『せ』で
     "せッチモ"なんですけど(笑)


(中島)「あまりに普通に"洋楽"や。
     バーか何かで流してたら、
     馴染みまくるよ」


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 せまくらちよこ『伊豆の牡丹花』

 昔風の演歌で、
 イントロにのせた"前説"も自ら担当。
 再生スピードを速めて女性の声を再現。

 ◆せ・ジョンウォン
   『よくある韓流バラード』

(関口)「『あるよね(こういう)
     韓国ドラマって』」


 曲を流すと、しんやさん、小尾ちゃんは
 歌い出しで即反応!

(小尾)「あるある!!
     あるわ~。あります!」


(中島)「これ(ドラマの)シーンが
     
(頭の中に)出てくるもん」


 歌詞は、韓国語の日本語表記を
 1フレーズずつ繋げたもので
 意味はなく、
 以前、韓国の人に聴いてもらったところ
 『なぜか話がコロコロ変わる』
 不思議がられたようです。

(中島)「この完成度!
     何て表現したらいいんだろう?
     このクリエイティビティを。
     ジャンル
(の定義)が難しい」


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 アルバム『七変化』について詳しくは
 熱海未来総合研究所
 博せ(関口知宏)の変身実験
 ウェブサイトをご覧ください。

  関口知宏さんの著書

 『関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行
     オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコの40日間
  (徳間書店/1,500円+税/2016年9月発売)
  詳しくは こちら

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