なかじましんや 土曜の穴

毎週 土曜日 11:00〜13:00
tweet

関東農産の魅力は土、肥料、そして人『週刊那須スタイル』

44hal_20170917_012468.jpg
 きょうは、栃木県那須町にある『関東農産』の本社・研究施設・工場にお邪魔して、関東農産の魅力を探ってきました。
(取材は、「土曜の穴」が那須から中継した前日に行いました。)
 上の写真は、右から郡司祐一代表取締役社長、MISHIMA、佐藤陵経営企画室次長です。

44hal_20170917_012458.jpg
 関東農産本社
 近所にはナショナルブランドのあの企業の工場もあります。

44hal_20170917_012452.jpg
第一工場の原料倉庫。培土として製品化されるほか、第二工場の有機肥料の原料にもなります。

44hal_20170917_012454.jpg
製品化された培土。粒上でサラサラの土です。

44hal_20170917_012459.jpg
有機肥料を作るための第二工場の原料倉庫。
約200台あるコイン精米機より運ばれた米ぬかが山積みになっています。

44hal_20170917_012461.jpg
培土、米ぬか、おから、菌体を混ぜて撹拌し、発酵させて有機肥料を作ります。そのスタート地点がこちら。

44hal_20170917_012462.jpg44hal_20170917_012463.jpg
左:原料のおから。右:壁にびっしりついた菌。屋根付きの肥料工場は珍しく、酒蔵などの麹室のようになっています。

44hal_20170917_012464.jpg
完成した有機肥料。撹拌しながら発酵して、徐々に移動してきます。
一番奥がスタート地点。小学校の体育館を縦に3つくらい並べた距離を移動しながら、およそ60日〜90日間かけて有機肥料になります。

44hal_20170917_012465.jpg
完成した有機肥料。工場内は甘い匂いがしています。

44hal_20170917_012457.jpg
試験圃場のミニトマト。
季節が過ぎているので「おいしくないよー」との佐藤さんでしたが、本人も食べてビックリ!めちゃくちゃ甘くて美味しかったです。
現在試験中の栽培法で、トマトが育たない土地でも育てられるシステムなんだそうです。

 社内を見学させていただいて一番の印象は、社員のみなさんが楽しそうに仕事をしていること。郡司社長もおしゃっていましたが、現場に任してのびのびと仕事できる環境を羨ましく思いました。
 関東農産の製品は、直接消費者の方が目にすることはありませんが、栃木の農作物の美味しさの土台を支えているものの一端に、この会社の社員の皆様の笑顔があることを知っていただければと思います。


hdr_logo.jpg

新元気ナスタ_リサイズ.jpgのサムネール画像

『関東農産』では、安心・安全な農作物の栽培には欠かせない「土づくり」のために、汚泥や焼却灰を原料に使用せず、「米ぬか」や「おから」など、良質な天然資材だけを使った有機肥料を開発・製造しています。
 これまでも、これからも美味しい農作物のために農家さんを応援します。

『関東農産』について詳しくは、公式ウェブサイトをご覧ください。


http://www.kantoh-ap.co.jp/


44hal_20170923_000601.jpg


TOPへ戻る