(※日本遺産ポータルサイトより)
きょうは、那須高原で"カントリー・ジェントル・ライフ"を目指す、ムロイカンパニー代表取締役・室井秀貴さんに『平成30年度・日本遺産』に認定された、那須塩原市、矢板市、大田原市、那須町の4市町による、明治時代の貴族が開拓した那須野ヶ原の文化「明治貴族が描いた未来 ~那須野が原開拓浪漫譚~」ついて紹介していただきました。
およそ140年前、日本最大の扇状地「那須野が原」は、人の住めない荒野が広がっていましたが、明治政府の中枢にあった貴族階級が、この地に私財を投じ大規模農場の経営(日本の農業公社のはじまりといわれています)に乗り出しました。
近代国家建設の情熱と、西欧貴族への憧れを胸に、荒野の開拓に挑んだ貴族たちの遺志は、長い闘いを経て、現在のような那須連山を背景に広がるみのり豊かな大地になりました。
那須野が原には、今も残る華族農場の別荘を訪ねると、近代日本黎明期の熱気と、それを牽引した明治貴族たちの足跡を垣間見ることができます。
■那須ワイン
那須塩原には、明治17年に創業された、ブドウ作りから一貫して行う国内でも最も古いワイナリーの一つ「渡邊葡萄園」があります。
那須のワインは、明治期の貴族に支えられたものであり、そんな背景のある那須のワインを、さらに「ロイヤルリゾート」にふさわしいワインとして広めていきたいと室井さんは考えているそうで、現在ワイナリーを計画中だそうです。
今後の進捗状況については、このコーナーでもお話頂く予定です。
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(※画像拝借:那須高原661GROUP)
【なかじましんや 土曜の穴】2018年7月21日 12:45