なかじましんや 土曜の穴

毎週 土曜日 11:00〜13:00
tweet

ゲスト・沼口麻子さん

 7月14日放送
 『なかじましんや 土曜の穴』のゲストは
 シャークジャーナリストの
 沼口麻子さん。

  ♪♪ ポッドキャストで聴く ♪♪

 私たちが知らないサメのお話を
 伺いました。

 Numaguchi_Asako_20180714_02_480x360_R.jpg
  人食いザメは存在しない

 沼口麻子さんの最新の著書
 『ほぼ命がけサメ図鑑』
 今年5月に発売されました。

 サメというと「危険」「人を襲う」
 というイメージが強いかもしれません。

 しかし、500種類以上いるという
 サメの仲間の中には、体が大きく、
 鋭い歯を持つ種類もいますが、
 人食いザメは存在しないのだそうです。

(沼口)「ちっちゃくて
     かわいらしかったり
     プランクトンしか
     食べなかったりとか
     かわいいサメも
     たくさんいるので
     【サメ=人食い】という
     イメージを払しょくしたくて
     今回、その本を書きました」


 たとえば「ジンベイサメ」は
 プランクトンしか食べないそうです。

 Numaguchi_Asako_20180714_05B_320x240.jpg
 本のタイトルに
 「ほぼ命がけ」とあるのは、
 サメがいる環境が
 冷たい海や激流の中であること、
 また、サメが水揚げされる市場などが
 治安の悪い場所であることによるもの。

 これまで
 噛まれたことは一度もないそうです。

 Numaguchi_Asako_20180714_06A_320x240.jpg
  サメは魚

 しんやさんが驚いたのは
 サメが「魚」であること。

 イルカやシャチは「クジラ」の仲間で
 海棲哺乳類ですが、サメは魚。

 見分け方としてわかりやすいのは
 【尾びれのつきかた・動き方】

 「魚」の尾びれは垂直(縦)で、
 左右に動かして推進力を生み出しますが
 「イルカ」「シャチ」の尾びれは
 水平(横)で
 上下(縦方向)に動かします。

(沼口)「ジンベエザメも実は縦なので、
     世界最大の魚類に
     なるわけなんです」


(中島)「イルカより全然でかいよね」

(舘谷)「でも魚なんですもんね」

 Numaguchi_Asako_20180714_04C_360x270.jpg
  サメはおいしい

 沼口麻子さんは、食べ物としてのサメも
 お好きだそうです。

 手軽に食べる方法は・・・

 時々、都内でも
 スーパーマーケットで
 モウカザメ(毛鹿鮫/和名:ネズミザメ)
 切り身が売られるそうです。

 モウカザメは
 ホオジロザメを小さくしたような
 外見の特徴を持ち
 お肉もおいしいそうです。

 沼口さんの一番のオススメは
 「フライ」にすること。

(沼口)「フワフワの食感になって、
     中は白身なので
     白身のお魚の
     ふんわりした感じです」


 Numaguchi_Asako_20180714_03A_360x270.jpg
  沼口麻子さんの夢

 シャークジャーナリストとして
 取り組みたいことを伺いました。

(沼口)「サメに関心のある子どもたちに
     サメの勉強をできる環境を
     提供したいと思っていて、
     そういう活動が今後もできれば
     うれしいなと思っています」


 Numaguchi_Asako_20180714_07C_240x320.jpg
  沼口麻子さんの著書

 『ほぼ命がけサメ図鑑』
  (講談社/1,800円+税/2018年5月発売)
  詳しくは こちら

  ♪♪ ポッドキャストで聴く ♪♪
   (ブラウザで直接再生)

TOPへ戻る