駅伝取材日記2012 駅伝取材日記2012 文化放送 大学駅伝 文化放送

2013年1月 3日アーカイブ

日体大優勝インタビュー(各区間出場選手)

1区 勝亦祐太選手

Q:1年生にして箱根駅伝デビュー。
これだけでも凄いことですが、総合優勝までしました!今のお気持ちは?
A:本当に嬉しく思っています。
自分も始めての箱根駅伝で楽しく走ることができ良かったです。

Q:1年生ですから、まだ3年間もチャンスが残っています。
これからどんな選手になっていきたいですか?
A:まずは、自分が走った区間の前にたくさんの選手がいるので、
その選手方に追いついてもっと強い選手になっていきたいです。


2区 本田匠選手

Q:2年連続でエース区間2区を任されました。昨年とはどう違いましたか?
A:去年と違ってかなりスローペースになったんですけど、それでも粘りの走りと
前にしっかりついて走るということができたので良かったです。

Q:春からはいよいよ4年生ということで、どんなチームを目指していきたいですか?
A:さらに強い日体大を目指してこれから頑張っていきたいと思います。


3区 山中秀仁選手

Q:いい箱根駅伝デビューになりましたね?
A:1年目からこんな幸せな気持ちになれるとは思ってもいなかったです。

Q:初めての箱根どんなものでしたか?
A:去年はテレビで見ていて、今年出られると思っていなかったので緊張した部分も
あったんですけど、すごく楽しく走れました。

Q:だんだんと学年があがっていきますが、どんな選手になっていきたいですか?
A:やっぱりだれが見ても強い選手になりたいと思っています。


4区 木村勇貴選手

Q:4位でもらったタスキを2位に上げる活躍。いかがでしたか?
A:1、2、3区の選手が本当にいい流れできたので最初は不安が多かったんですけど、
次の5区には服部さんが控えてたので、自分が少しでもいい流れでつなげたらと考えて走りました。

Q:去年は1区の付き添いだったそうですが、この1年間どんな思い出練習してきましたか?
A:この1年間本当にいろいろな思いがあったんですけど、去年もタスキが途絶えましたし、
今年は絶対みてろ!と思って生活に取り組んでました。


5区 服部将太選手

Q:往路優勝から一夜あけて、今日は総合優勝。今の気持ちを教えてください。
A:本当に嬉しい子持ちでいっぱいです。
往路優勝して流れよく復路のみんなが頑張ってくれたので、
この結果がついてきたんだと思います。

Q:1年前の今日、大手町でキャプテンに指名されてから、どんな1年でしたか?
A:いろいろと苦労することもありましたけど、先輩や後輩、同級生の皆がついてきて
くれたのでここまで一丸となって頑張って来られました。

Q:今のこの嬉しい気持ち誰に伝えたいですか?
A:天国にいる父と母に伝えたいです。


6区 鈴木悠介選手
Q:59分33秒。これは6区の日体大記録を更新する見事な走りでした。いかがでしたか?
A:監督の言っている通り自分の仕事を果たせればいいということで、そういうことを狙わずに走ったんですけど結果として落ち着けたことがこういう結果につながったと思います。そういうモチベーションとか気持ちとかが高まっていたと思います。

Q:今日は当日のエントリー変更で走れなかったということで、使わなかったナンバーカードを寮に貼っているということです。そのナンバーカードどうしますか?
A:これもあくまでもそのときの気持ちを忘れないというために、今後とも今回走ったナンバーカードと一緒に貼っておこうと思います。


7区 高田翔二選手
Q:区間2位の大活躍でした。後ろとの差を広げましたね。
A:結果的に広がっていたという感じなので、後ろはあまり意識していなかったです。

Q:自分は日体大で16番目の選手だとおっしゃっていましたけれども、実際に走ってみてもう16番じゃないんじゃないかなと。
A:16番目というか、エントリーメンバーの16人の状態が本当に良かったので、その中で調子が上がってきていたので、誰が走っても変わらないというのはあったんですけど、みんなで掴んだ走りなのでそういう変な気持ちはないです。

Q:4年生ですからこれが最後の箱根駅伝でした。振り返ってどんな4年間でしたか?
A:辛いことがほとんどなので、最後いい形で終われたので、そういう経験が生かされたんだなと思って本当に良かったです。


8区 高柳祐也選手

Q:8区は4年生高柳祐也選手です。おめでとうございます。
A:ありがとうございます。

Q:区間2位で、トップをしっかりと守った走りでしたね。
A:そうですね、たくさんの人が応援に来てくれていたので、やっぱりそういう人たちのためにもしっかりいい走りを見せられるように最後まで粘ったのが結果につながったと思います。また、付き添いをやってくれた当日、昨日エントリー変更された福士もしっかり当日までサポートしてくれたので感謝したいです。

Q:去年は9区の付き添いだったということで、目の前で襷が途切れる瞬間を見てしまったということなんですが、それからのこの1年はどうでしたか。
A:やっぱりこの1年本当に苦しかったんですけれども、しっかり、やっぱり箱根駅伝1回も走れていなかったので応援してくれる人のためにもしっかりこの1回は箱根を走るだけではなくて結果を残して走るんだという気持ちでやってきたので、本当にここまでやっぱりこの1年間監督をはじめスタッフ、応援してくれる人がここまで導いてくれたことに本当に感謝したいです。


9区 矢野圭吾選手

Q:9区は3年生の矢野圭吾選手です。おめでとうございます。
A:ありがとうございます。

Q:トップでもらった襷をしっかりと守っていました。先頭で箱根駅伝を走るというのは、どんな気分なんでしょうか?
A:先頭で走るということは初めての経験だったので、とても気持ちよく走れたと思います。

Q:矢野選手はもう3年連続で箱根駅伝を走っていますが、これまでの2年間との違いはなんですか?
A:やっぱりこの1年でしっかり結果を出せるという安定感をつけてこれたので、それでやっぱり箱根駅伝でもそれなりの結果が出せるようになったと思います。

Q:春からはいよいよ4年生、最上級生になります。目標を聞かせてください。
A:今年は1番だったので、来年も優勝狙って、これからも長く強い日体大を築いていけるような学年にしたいと思います。


10区 谷永雄一選手

Q:そして10区アンカーは4年生の谷永雄一選手です。おめでとうございます。
A:ありがとうございます。

Q:総合優勝のフィニッシュテープを切りました。感触はいかがでしたか。
A:もう、本当に人生の絶頂というくらい嬉しくて、やっぱり1年間しっかりやってきた結果が出たんだろうなぁと思いました。

Q:フィニッシュ手前で胸元の日本体育大学の文字をしきりに皆さんに見せるようにしていましたが、どんなお気持ちだったんですか。
A:やっぱり日体大は強いんだぞって、そんな風にやっぱり見ている人たちにも思ってもらえるように、これからももっともっと強くなっていくっていう意思表示と共に皆に見てもらいたかったです。

Q:日本体育大学、新たな時代の幕開けと言ってもいいと思います。後輩たちにメッセージをお願いします。
A:これからもう、どんどんどんどん強くなっていくと思うんで、来年も連覇、また勝っていけるように頑張ってもらいたいです。

日体大優勝インタビュー(別府健至監督)

日体大優勝インタビュー

別府健至監督
Q:30年ぶりの総合優勝です。いかがですか?
A:狙ったわけではないんですけども、選手たちがよく頑張ってくれました。また全部員が一丸となれたことに尽きると思います。本当に感謝しています。

Q:監督が在学中にも達成できなかった総合優勝ということになりますね。
A:そうですね。私が大学2年のときに私が9区で痙攣を起こして総合優勝を逃しましたので、本当にあのときのことを思い出す気持ちでいっぱいです。

Q:今回は3年生キャプテンでしたが、復路は4年生が3人走っての優勝でしたね。
A:キャプテンは3年生でしたけど、4年生がしっかり支えてこの1年本当に頑張ってくれたと思います。

Q:これからの日体大、新たな時代に向けて一言お願いします。
A:あくまでも挑戦者の気持ちを忘れずに感謝の気持ちを持ってこれからも頑張りたいと思います。

9区区間賞インタビュー

9区 区間賞

駒澤大学・上野渉

Q:9区区間賞、駒澤大学・上野渉選手です。おめでとうございます。
A:ありがとうございます。

Q:最後の箱根で区間賞、見事な走りでした。
A:はい。最後の箱根なので悔いのないように、最後までしっかり前を追って走れました。

Q:序盤から積極的に行きましたね?
A:はい。前のチームがいたら、そのチームをどんどん抜いて、行けるところまで行こうと思っていたので、最後しっかり走れてよかったです。

Q:総合順位も3位まで来ました。
A:はい。まだまだ上を目指せると思うので、最後の後藤田にもっと上を目指して最後まで諦めずに走ってほしいです。

Q:この4年間の箱根、どんな思い出がありますか?
A:最初の1年間怪我で走れなくて、それが1番悔しい思いとしてあったので、それで最後までしっかり走ろうと思って走ったんですけど、最後の箱根で区間賞を取れたので良かったです。

8区 区間賞インタビュー

8区区間賞

青山学院大学 高橋 宗司

Q:見事8区区間賞、高橋宗司選手です。おめでとうございます。
A:ありがとうございます。

Q:どんな思いで走っていましたか?
A:チームが、全体があまり良くない順位で来たので、前と1分30秒ぐらいだって聞いていたので、とりあえず前、前、前っていうことだけ見て走っていました。

Q:これで青山学院大学としては去年の出岐先輩に続いての2つ目の区間賞ということになりましたが、いかがですか?
A:まだ区間賞ということが信じられないんですけど、区間賞といっても前を抜いたわけじゃないんで...、1つ上げたかったっていうのはあります。

Q:ただ、その出岐先輩が10区で待っています。
A:はい。出岐さんには今までチームを引っ張ってもらったんで、順位とかタイムとかっていうより思い残すことなく走ってほしいです。

Q:津波で亡くなったお姉さんも陸上が好きだったそうですね?
A:はい。800メートルやっていたんですけど、自分(高橋宗司選手)が箱根駅伝を走ることを夢見ていたんで、いい報告ができるかなと思ってます。

7区 区間賞インタビュー

7区 区間賞
神奈川大学  我那覇和真

Q:見事な区間賞、我那覇和真選手です。最高のデビューになりましたね。
A:そうですね。初の箱根駅伝ということで、区間賞頂いて、すごいうれしいです。

Q:初めての箱根、走っている時はどんな気持ちで走っていましたか?
A:1つでも前の選手に喰らい付いていこうという気持ちで、一年生ということでチャレンジ精神というか、やってやろうという気持ちで臨みました。

Q:順大の区間賞は9年ぶりなんですが、そのあたりいかがですか?
A:本当は違う区間で起用していただける予定だったんですが、7区を走らせていただいて、区間賞で走らなきゃいけないという気持ちがあったので、これを来年に生かしていきたいと思います。

Q:久しぶりのシードに向けて先輩たちが頑張っています。先輩たちに向けて一言お願いします。
A:あと3区間あるので、自分も頑張ったので、この後の区間の選手頑張ってください。

6区 区間賞インタビュー

6区 区間賞
駒澤大学 千葉健太

Q:区間新記録までもう少しでした。
A:記録でもあったので、最後のレースで更新したいなという気持ちはあったのですけれども、しっかりチームに貢献できたので良かったなと思います。

Q:4年間走ったこの6区山くだりは千葉さんにとってどういうものですか?
A:いつも成長感じさせていただいて、また応援してくださる皆様にしっかり自分の走りを見ていただけるような、本当に意味のある大会です。

Q:往路は苦しみましたが、復路これから駒澤ですね。
A:ここからまた巻き返してくれると思うので、信じて待ちたいと思います。

Q:4年間お疲れ様でした。(スタジオには井上先輩いらしていますんで、井上さん声かけてあげてください。)
井上:お疲れ様です。しっかり後半に繋がる走りはできたと思います。どうですか?
A:やっぱり自分のところでもう一回流れを作り直して、みんなに楽をさせてあげられればなぁと思ったので、本当に最後しっかり粘れたので良かったです。

井上:しっかりと残りの区間応援してあげて。
A:はい、ありがとうございます。

明治大学 西監督往路インタビュー

明治大学 西監督
Q:往路の結果を総括して、どのようなレースでしたか?
A:ちょっと悪コンディションの中でしたが、大きなブレーキがなかったので、70~80点というところですかね。

Q:明治ファンにも喜んでもらえるレース展開だったと思いますが...。
A:やはりちょこちょこ思っていた選手が、大きなブレーキではないものの10~20秒のマイナスがありましたね。グループで仕方ないところもありましたが2区の大六野。3区の菊池もあと20秒くらい。彼は途中痙攣していたので、よく持ちこたえて最後まで走ったのは評価されますけどね。4区の八木沢については前半抑えすぎた分、後半よく伸びたんですが、あそこで区間賞くらいはとりたかったなと思います。5区は大江ですので少し期待したんですけど、ラスト5キロくらいがあんまよくなかったですからね。そういったちょこっとずつのマイナスが4分くらいの大差になってしまったと思います。

Q:早稲田の大迫くんが1区にくるか3区にくるかすごく気になってたと思うのですが、どちらにきても大丈夫っていう自信はありましたか?
A:それはもう3区に来ることはわかってましたので、3区で1分半くらいのマイナスは覚悟してました。そこはその通りでしたね。

Q:大江くんの走りについて...
A:前半12~13キロくらいまではよかったんですけど、特にラストくだりに入ってからの5キロくらいが、少し...少しじゃなかったかな、大きくマイナスでしたよね。

Q:目標の前回以上の順位という意味で明日が非常に重要になってくると思うんですけど、ポイントになってくる区間というのはどこでしょうか?
A: やはり下りの6・7・8区ですね。どこも残っているところがいますので、後ろから駒澤とかがどこまで追い上げてくるかですね。昨年以上の順位でゴールしたいということで、あと2つ追いかけていきます。

Q:西監督にとって日体大の往路優勝というのはどうだったでしょう?
A:日体大は結構くるだろうと考えていました。日体大と早稲田は予想してました。それに往路は駒澤もくるんじゃないかなと...。

Q:全区間風が強い中で、特に山ではそこが各大学響いたかと思いますが...。
A:でも条件は一緒ですからね。やはりそういったところは精神的なところも含めて弱いところが出たのかなと...。ただウチの選手に関しては無難に走って4位という結果ですね。

中央学院大学 川崎監督往路インタビュー

中央学院大学 川崎監督

Q:往路13位で終えましたが、全体を振り返っていかがでしたか。
A:出入りの激しい駅伝をしたかなと思います。

Q:往路の序盤は各区間一桁で手堅いレースだったのではないかと思うのですが。
A:3区で1年生が本来の力を発揮できなかったので、それは誤算でしたけど、4区が終わった時点では想定内でしたので...。
まあ5区の田中が小柄なので風にやられてしまったかなとは思います。

Q:今日は向かい風で、5区にとってはかなりの悪条件でしたでしょうか。
A:立っていられないほどの強風だったので、近年ない状況だったと思います。

Q:現在13位なのでシード圏内をかけての明日ということになると思いますが。
A:13位といえどもシード圏内にそんなに間があいてませんので、6区から上を見定めて下を見ずに前、という気持ちでやらせたいと思います。

Q:明日特にがんばってほしいポイントは?
A:6区の出だしです。出だしをつまづくと波に乗れませんので、出だしの6区でいい結果で下ってもらえたらなと思います。

山梨学院大・上田誠仁監督往路インタビュー

山梨学院大・上田誠仁監督
Q:残念な結果になってしまいましたけれども
A:結果どうのこうというよりも、結果をどのように受け止めるかというのが重要ですから。明日後半戦があるので、しっかり受け止めて分析してあと5区間精一杯戦って、往路を終わったら圏外に叩き出されているので、すぐ目の前なんですけれども、明日の一桁の中にねじ込んででも行きたいなと思っています。がんばります

Q:どのあたりが復路のポイントになりそうですか
A:8・9区あたりが最近の流れで行くとそこで勝負をつけるというふうになっているので、牧野もいますので、そのあたりでいい芽がポンと出るようにしたいなと思っています

Q:流れを作ってくれた2区オムワンバ君の箱根デビューはいかがでしたか
A:彼はちょっと不安があったんですけど、足に来て動かなくなったのがラスト200mだったので、積極的な後半の走りをしてくれたので、現時点で彼の力は楽しみだなあというか、よくがんばってくれたなあと思います

Q:今年も箱根駅伝最後まで何が起こるか分からない展開になりますね
A:こんなに荒れた天気の中で荒れたレースになると思わなかったので、でも駅伝の醍醐味というか、まあなかなか厳しかったんですけど、面白さというかやってみないと分からないというのが駅伝の凄さだと改めて感じたので、まあ魅力的な駅伝をさせて頂いているので、厳しいといわずに明日はワクワクするようなレースをしたいと思います

Q:5区の松本君は走る前から体調がよくなかったんですか
A:体調は良かったんですが、気持ち的にプレッシャーを受けちゃったかなと。なんでこんなに重い動きをしてるんだと思ったので、いきなり後ろからドバッと来たので、多少それもプレッシャーになったと思います。山に入って登りだせば一つずつ食ってくなと思ったので、一つ食ってくじゃないかと思ったら、皆と同じようにペースダウンしてきて、最後の最後で更にペースダウンしたのでデカかったですね。

Q:向かい風の影響が大きかったですか
A:翻弄された感じがちょっとありますね。

Q:山下りへの期待というのはどれくらいありますか
A:山下りは去年は全然いいところなしで終わりましたから、素晴らしい走りを披露できるとは思わないですけども、そこそこ対応できる選手を作ってきたと思ってるので、明日は楽しみにしています