番組ブログ

第803回 幸せいっぱい

アルツハイマーを発症して7年、
夫の介護を続けているが、
以前よりずっと優しくなった。
毎日二回の散歩では手を繋いで歩く。
結婚して44年、今がいちばん幸せです...
という新聞掲載の投稿を朗読。
「素敵なお話をいただきました。
仲良く手を繋いで歩く、いいですねえ。
介護は大変なこと、たくさんありますが、
スキンシップが増えるという一面はありますね。
親父の手を握るなんて何年ぶりか、
照れずに堂々と手をつなげる、そういういい所もありますね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2018年4月25日 17:00

第777回 人気者の父が突然倒れ...

カレンダーには予定がびっしり、地元の人気者だった父が突然倒れ、介護が必要な状態に...。
自ら理事を務めているグループホームの世話になることが決まると、施設の人々が「恩返しだと思ってお世話させていただきます」と丁寧に挨拶してくれ、改めてその人柄を実感しました...という女性からのメッセージをご紹介しました。
「人柄というのは、後にひびいてくるんですかね。うちの義理の母親も、一緒に買物に出ると『元気ですか?』とか皆さんが声をかけてくださるんです。うちには缶コーヒーがハコ買いしてあって、出前の人や宅配の人に一本ずつ渡してるんですよね。ホント、頭が下がります」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2018年3月20日 17:00

第756回 息子からのサプライズ

単身赴任中の息子さんが、
認知症のお父さんを心配して実家に寄ってくれた。
紅葉狩りに出かけ、夫婦ツーショットの写真を撮影、
写真店で大きく引き伸ばしてプレゼントしてくれた、というお話。
「最近では簡単に写真が撮れますから、簡単にたまっちゃいますよね。
俺も最近の旅行の写真をアルバムにして、
女房と義理のお袋に見せたら大喜びしてくれて。
ニ、三日はとても優しくしてくれました(笑)」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2018年2月19日 17:00

第752回 最後の患者

田舎を離れたくないという母を介護するため、
たびたび大阪から島根県まで帰省した元看護師の女性。
最後は難病に苦しむ母を十分に介護できず、
辛い思いをしたが、家族が救ってくれた...
「俺のマネージャーの奥様が看護師さんで、
親戚も看護師さんだらけ。
でもこないだマネージャーが発熱したとき、
誰も面倒を見てくれなかったそうです。
やっぱり日頃の行いが大事なんですね!」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2018年2月13日 17:00

第737回 満足よりも感謝

歩けなくなった父が介護施設で暮らすことに。
十分な介護を、ということで出した結論。
悔いを残したくない、と、
毎日施設に通いました...という新聞掲載の投稿をご紹介。
「満足はなかなかないですね。
ああすればよかった、こうすれば...でもキリがない。
それにしても、親を支えたいとおもっていたのに、
亡くなってからわかるのは、
俺の方が実は支えられていた、ということです」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2018年1月23日 17:00

第717回 夫婦の本来の姿

夫がアルツハイマーになってしまった妻。
最初は信じられないほどショックだったが、
どんな時でも支え合うのが夫婦。
夫婦の本来の姿が、いまかもしれない...
「いまを大事に生きる。これが大切なんじゃないでしょうか」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年12月26日 17:00

第713回 歌の力に大感動!

特養ホームに暮らす母、
もう記憶もほとんど失われたのに、
「数え歌」と「大楠公」だけは歌える。
ホームで歌のイベントがあると、
耳もそんなに聞こえないはずなのに、
楽しそうにしている。歌の力はすごい、という
新聞掲載の投稿をご紹介!
「目に見えない力が歌にはありますよね。
俺も演歌師だった親父のおかげで育ったんですよね。
いま施設にいますが、ふだんはあまり元気がないのに、
カラオケ大会の時は先生になって、背筋がピンと伸びて凄いんです。
やっぱり歌の力ってえ凄いですよ」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年12月20日 17:00

第704回 我が家の四世代

四世代で暮らしていた大家族。
この春、102歳で亡くなられた夫の祖母を、
家族総出で介護したという、
新聞掲載の投稿をご紹介しました。
「笑いながら介護できた、というのは幸せですね。
大勢で介護すると、介護そのものが楽しくなるんですね...
そういうこともあるんだなあ」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年12月 7日 17:00

第671回 老いた両親をドライブに

老いた母をドライブに連れて行きたいのに、
かえって気を遣わせてしまって、なかなか
思うように親孝行ができない...というメール。
「楽してもらおうと思って、旅行に誘ったりしても、
なかなか楽しんでもらえない。よくありますよね。
それから親のパワーの凄さ。
父親は、仕事の関係で、いつも昼過ぎまで寝ていたのに、
俺がサッカーで怪我したとき、何ヶ月も、毎日、
朝早く起きて車で送ってくれたんです。
この年になると、しみじみ、その力を感じますね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年10月23日 17:00

第658回 母に恩返しがしたくて

病気で失明した女性からのメール。
その時、母が定期券を買って病院に通ってくれた。
いま、その母が足が立たなくなり、自宅で介護中。
娘とヘルパーさんに手伝ってもらいながら、
頑張っています...というお話をご紹介しました。
「うちは子どもたちがほぼ巣立って、
女房とその母と暮らしていますが、
誰かが毎日のように、どこか調子が悪くなっていますね。
長く生きていると不具合は出るもので、
悲観するんじゃなく、補いあって生きるのが家族のなんだな、
と思って毎日を過ごしています」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年10月 4日 17:00

第653回 母に認知症の症状が

84歳の母親に、認知症の症状が...
寂しいけど現実を受け止めなければ...
という60代女性。
「ホンネはショックがありますよね。
子どもとしては否定したいから強く当たっちゃったりして。
でもかわいい、いとおしいって思えるようになれば...」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年9月27日 17:00

第648回 母の粗末な食事に驚いて...

父が入院して、実家に手伝いに行ったら、
母がタクアンだけをおかずにご飯を食べていた。
びっくりしてご馳走を作り、
それ以降もおかずを実家に送り続けている...という
メールをご紹介。
「息子が我が家にいた時は、女房もおばあちゃんも、
一生懸命料理を作るんですよ。
でもいなくなっちゃうと、残り物ばっかりなんですよね。
ぜひおいしいものをこしらえて食べていただきたい」
という話の後、仕事がなくなってサプライズで帰宅したら、
家族みんなでキャビアを食べていたという涙の実話が...!?

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年9月20日 17:00

第643回 充実の日々を

まだ50代の奥様が、
若年性アルツハイマーを発症、
懸命にリハビリを行っっているものの、
状況は厳しい。
それでも充実の日々を過ごしていきたい...という
新聞掲載の、旦那さまの投稿をご紹介。
「人それぞれですが、年齢を重ねると、
いろいろなところに衰えが出てくるものですよね。
うちもいろいろ出てきて、もう気にしないようにしました。
できる人が補う、それが家族なんじゃないかな」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年9月13日 17:00

第638回 母の強さを実感

死期が迫っているのに、悩んでいる息子を元気付けてくれる母。
「母の強さ」を実感させられた...という男性の投稿をご紹介。
「どんな状況でも子どもが気になるのは親の常。
うちの母もそうでした。亡くなる直前に目を開けて
頑張れよ、と言ってくれました」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年9月 6日 17:00

第633回 相談して支援を

最初は途方にくれた「介護」も、近所や身内、
そして公の介護の窓口に相談することで、
危機を切り抜け、長続きできている...という
新聞掲載の投稿をご紹介。
「俺も介護の経験がありますが、
やはりケアマネジャーの存在は大きいですね。
地域包括支援センターも頼った方がいいです。
介護では弱音を吐くとか、弱気になる、といったことも
大事なんじゃないかと、思います」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年8月30日 17:00

第618回 98歳、亡くなる前日まで

98歳で亡くなった義理の母は、
亡くなる前日まで畑に出て、トイレにも自分で行き
仲間とおしゃべりしていた。
自分も子どもたちに迷惑をかけないよう、
今からがんばらなきゃ...というメッセージ。
「足は大切ですよね。
俺もほんのちょっとケガしただけでとても不自由でしたし、
筋力も落ちてしまう。戻すのにも時間がかかる。
足腰の強さで感動したのは、本家の叔父。
85歳なのに、畑がほっとけなくて、草むしりをしている。
基礎ができている人間は違いますね!」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年8月 9日 17:00

第613回 計算好きの義母

デイサービスに通う義母。
もともと家計簿をつけるのが大好きで、
計算が得意だったので、スタッフに頼み、
計算問題を出してもらったら、
喜んで解き始め、元気を取り戻した...という
新聞掲載の投稿をご紹介。
「お得意なもので元気が出るのは大事ですね。
うちの親父がそうです。
施設に入ったら、カラオケに夢中になって、
いまでは先生と呼ばれて元気に暮らしていますからね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年8月 2日 17:00

第608回 介護センター通いで性格が変わった!

頑固者だった父親が、介護センターに通うようになり、
友達ができて、朗らかな性格に変わった...という
メッセージをご紹介。
「家にいる時と変わるもんですよね。
うちの親父も施設に入ったら、
家にいる時と打って変わって社交的になりました。
きっかけがあると変わるんですよね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年7月26日 17:00

第603回 自分より父の看護を優先した母

がんに侵されていながら、
やはり死の床に伏していた父の看病のため、
自分の治療を後回しにしていた母...
そして父の死後間もなく世を去ってしまった...
「在宅で亡くなられる方は55%とか。
でも自分で亡くなりたいと思っている方は8割、9割。
なかなか難しいことではあるでしょうけれど、
自宅で過ごすお年寄りは余命が伸びる傾向があるそうです。
やっぱり家族の力なんですね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年7月19日 17:00

第593回 90歳になった母

お母様が90歳で大手術を経験、
なんとか退院できたものの、
要介護3、身体障害者4級で、
週2回、訪問看護を受けながら頑張っています...
「それでも退院なさったのは凄いと思います。
ご本人のがんばりもあったんでしょうね。

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2017年7月 5日 17:00
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