番組ブログ
第803回 幸せいっぱい
アルツハイマーを発症して7年、
夫の介護を続けているが、
以前よりずっと優しくなった。
毎日二回の散歩では手を繋いで歩く。
結婚して44年、今がいちばん幸せです...
という新聞掲載の投稿を朗読。
「素敵なお話をいただきました。
仲良く手を繋いで歩く、いいですねえ。
介護は大変なこと、たくさんありますが、
スキンシップが増えるという一面はありますね。
親父の手を握るなんて何年ぶりか、
照れずに堂々と手をつなげる、そういういい所もありますね」
第777回 人気者の父が突然倒れ...
カレンダーには予定がびっしり、地元の人気者だった父が突然倒れ、介護が必要な状態に...。
自ら理事を務めているグループホームの世話になることが決まると、施設の人々が「恩返しだと思ってお世話させていただきます」と丁寧に挨拶してくれ、改めてその人柄を実感しました...という女性からのメッセージをご紹介しました。
「人柄というのは、後にひびいてくるんですかね。うちの義理の母親も、一緒に買物に出ると『元気ですか?』とか皆さんが声をかけてくださるんです。うちには缶コーヒーがハコ買いしてあって、出前の人や宅配の人に一本ずつ渡してるんですよね。ホント、頭が下がります」
第756回 息子からのサプライズ
単身赴任中の息子さんが、
認知症のお父さんを心配して実家に寄ってくれた。
紅葉狩りに出かけ、夫婦ツーショットの写真を撮影、
写真店で大きく引き伸ばしてプレゼントしてくれた、というお話。
「最近では簡単に写真が撮れますから、簡単にたまっちゃいますよね。
俺も最近の旅行の写真をアルバムにして、
女房と義理のお袋に見せたら大喜びしてくれて。
ニ、三日はとても優しくしてくれました(笑)」
第752回 最後の患者
田舎を離れたくないという母を介護するため、
たびたび大阪から島根県まで帰省した元看護師の女性。
最後は難病に苦しむ母を十分に介護できず、
辛い思いをしたが、家族が救ってくれた...
「俺のマネージャーの奥様が看護師さんで、
親戚も看護師さんだらけ。
でもこないだマネージャーが発熱したとき、
誰も面倒を見てくれなかったそうです。
やっぱり日頃の行いが大事なんですね!」
第737回 満足よりも感謝
歩けなくなった父が介護施設で暮らすことに。
十分な介護を、ということで出した結論。
悔いを残したくない、と、
毎日施設に通いました...という新聞掲載の投稿をご紹介。
「満足はなかなかないですね。
ああすればよかった、こうすれば...でもキリがない。
それにしても、親を支えたいとおもっていたのに、
亡くなってからわかるのは、
俺の方が実は支えられていた、ということです」
第717回 夫婦の本来の姿
夫がアルツハイマーになってしまった妻。
最初は信じられないほどショックだったが、
どんな時でも支え合うのが夫婦。
夫婦の本来の姿が、いまかもしれない...
「いまを大事に生きる。これが大切なんじゃないでしょうか」
第713回 歌の力に大感動!
特養ホームに暮らす母、
もう記憶もほとんど失われたのに、
「数え歌」と「大楠公」だけは歌える。
ホームで歌のイベントがあると、
耳もそんなに聞こえないはずなのに、
楽しそうにしている。歌の力はすごい、という
新聞掲載の投稿をご紹介!
「目に見えない力が歌にはありますよね。
俺も演歌師だった親父のおかげで育ったんですよね。
いま施設にいますが、ふだんはあまり元気がないのに、
カラオケ大会の時は先生になって、背筋がピンと伸びて凄いんです。
やっぱり歌の力ってえ凄いですよ」
第704回 我が家の四世代
四世代で暮らしていた大家族。
この春、102歳で亡くなられた夫の祖母を、
家族総出で介護したという、
新聞掲載の投稿をご紹介しました。
「笑いながら介護できた、というのは幸せですね。
大勢で介護すると、介護そのものが楽しくなるんですね...
そういうこともあるんだなあ」
第671回 老いた両親をドライブに
老いた母をドライブに連れて行きたいのに、
かえって気を遣わせてしまって、なかなか
思うように親孝行ができない...というメール。
「楽してもらおうと思って、旅行に誘ったりしても、
なかなか楽しんでもらえない。よくありますよね。
それから親のパワーの凄さ。
父親は、仕事の関係で、いつも昼過ぎまで寝ていたのに、
俺がサッカーで怪我したとき、何ヶ月も、毎日、
朝早く起きて車で送ってくれたんです。
この年になると、しみじみ、その力を感じますね」
第658回 母に恩返しがしたくて
病気で失明した女性からのメール。
その時、母が定期券を買って病院に通ってくれた。
いま、その母が足が立たなくなり、自宅で介護中。
娘とヘルパーさんに手伝ってもらいながら、
頑張っています...というお話をご紹介しました。
「うちは子どもたちがほぼ巣立って、
女房とその母と暮らしていますが、
誰かが毎日のように、どこか調子が悪くなっていますね。
長く生きていると不具合は出るもので、
悲観するんじゃなく、補いあって生きるのが家族のなんだな、
と思って毎日を過ごしています」
第653回 母に認知症の症状が
84歳の母親に、認知症の症状が...
寂しいけど現実を受け止めなければ...
という60代女性。
「ホンネはショックがありますよね。
子どもとしては否定したいから強く当たっちゃったりして。
でもかわいい、いとおしいって思えるようになれば...」
第648回 母の粗末な食事に驚いて...
父が入院して、実家に手伝いに行ったら、
母がタクアンだけをおかずにご飯を食べていた。
びっくりしてご馳走を作り、
それ以降もおかずを実家に送り続けている...という
メールをご紹介。
「息子が我が家にいた時は、女房もおばあちゃんも、
一生懸命料理を作るんですよ。
でもいなくなっちゃうと、残り物ばっかりなんですよね。
ぜひおいしいものをこしらえて食べていただきたい」
という話の後、仕事がなくなってサプライズで帰宅したら、
家族みんなでキャビアを食べていたという涙の実話が...!?
第643回 充実の日々を
まだ50代の奥様が、
若年性アルツハイマーを発症、
懸命にリハビリを行っっているものの、
状況は厳しい。
それでも充実の日々を過ごしていきたい...という
新聞掲載の、旦那さまの投稿をご紹介。
「人それぞれですが、年齢を重ねると、
いろいろなところに衰えが出てくるものですよね。
うちもいろいろ出てきて、もう気にしないようにしました。
できる人が補う、それが家族なんじゃないかな」
第638回 母の強さを実感
死期が迫っているのに、悩んでいる息子を元気付けてくれる母。
「母の強さ」を実感させられた...という男性の投稿をご紹介。
「どんな状況でも子どもが気になるのは親の常。
うちの母もそうでした。亡くなる直前に目を開けて
頑張れよ、と言ってくれました」
第633回 相談して支援を
最初は途方にくれた「介護」も、近所や身内、
そして公の介護の窓口に相談することで、
危機を切り抜け、長続きできている...という
新聞掲載の投稿をご紹介。
「俺も介護の経験がありますが、
やはりケアマネジャーの存在は大きいですね。
地域包括支援センターも頼った方がいいです。
介護では弱音を吐くとか、弱気になる、といったことも
大事なんじゃないかと、思います」
第618回 98歳、亡くなる前日まで
98歳で亡くなった義理の母は、
亡くなる前日まで畑に出て、トイレにも自分で行き
仲間とおしゃべりしていた。
自分も子どもたちに迷惑をかけないよう、
今からがんばらなきゃ...というメッセージ。
「足は大切ですよね。
俺もほんのちょっとケガしただけでとても不自由でしたし、
筋力も落ちてしまう。戻すのにも時間がかかる。
足腰の強さで感動したのは、本家の叔父。
85歳なのに、畑がほっとけなくて、草むしりをしている。
基礎ができている人間は違いますね!」
第613回 計算好きの義母
デイサービスに通う義母。
もともと家計簿をつけるのが大好きで、
計算が得意だったので、スタッフに頼み、
計算問題を出してもらったら、
喜んで解き始め、元気を取り戻した...という
新聞掲載の投稿をご紹介。
「お得意なもので元気が出るのは大事ですね。
うちの親父がそうです。
施設に入ったら、カラオケに夢中になって、
いまでは先生と呼ばれて元気に暮らしていますからね」
第608回 介護センター通いで性格が変わった!
頑固者だった父親が、介護センターに通うようになり、
友達ができて、朗らかな性格に変わった...という
メッセージをご紹介。
「家にいる時と変わるもんですよね。
うちの親父も施設に入ったら、
家にいる時と打って変わって社交的になりました。
きっかけがあると変わるんですよね」
第603回 自分より父の看護を優先した母
がんに侵されていながら、
やはり死の床に伏していた父の看病のため、
自分の治療を後回しにしていた母...
そして父の死後間もなく世を去ってしまった...
「在宅で亡くなられる方は55%とか。
でも自分で亡くなりたいと思っている方は8割、9割。
なかなか難しいことではあるでしょうけれど、
自宅で過ごすお年寄りは余命が伸びる傾向があるそうです。
やっぱり家族の力なんですね」
第593回 90歳になった母
お母様が90歳で大手術を経験、
なんとか退院できたものの、
要介護3、身体障害者4級で、
週2回、訪問看護を受けながら頑張っています...
「それでも退院なさったのは凄いと思います。
ご本人のがんばりもあったんでしょうね。