番組ブログ
第588回 98歳の誕生日、母は...
95歳で右半身不随になった母を介護するため、
静岡から島根まで20回帰省を繰り返した男性。
母は、98歳の誕生日に、穏やかに旅立った...
今はその経験を生かし、近所の施設で
ボランティアをされているそうです!
「納得のいくまで介護する、なかなかできないですよね。
その経験を生かして、ボランティアをしていらっしゃるのも、
素晴らしいですね!」
第583回 父と母の約束
結婚する前、両親が、
「子どもが上の学校に行きたいと言ったら、
どんなに大変でも行かせてやろう」と約束したという話を聞き、
思わず涙が出た。
自分も子どもたちに同じことをしてやろう...
というメールをご紹介。
食べ物を粗末にしちゃいけない、と、
お父様に言い聞かされていた...という投稿を受けて
「俺も親に食事のマナーをいろいろうるさく言われて、
でもそれが今、ロケの時にとっても役立っています」
第573回 36年間の介護を終えて...
結婚14年目にご主人が大きな病気を患い、
それから36年間の介護生活が去年ようやく終わった...
という女性からのお葉書をご紹介。
36年間お疲れ様でした!
徹さんが反応したのは、お便りの最後の
「野菜をよく食べてね」というところ。
「東京の放送関係者は野菜食べてないと思ってるんでしょうね。
正解です(笑)。スタッフは食べてません。
俺は女房が家庭菜園やってますけど(笑)」
第568回 おじいちゃんの下の世話を...
祖父の介護、下の世話までやることになった女子高生。
最初は凄く嫌だったけど、母親に
「あなたが赤ちゃんの時は
オジーちゃんが楽しそうにオムツを換えてくれたんだよ」と
聞かされて、考え方が変わり、介護を楽しめるようになった...
「下の世話、デリケートなところですよね。
誰にしてほしいか、というアンケートを見たことがあります。
圧倒的に多かったのが『配偶者』でした。
でもお孫さんがおじいちゃんの介護をするのは素晴らしいですね」
第563回 いま、母と過ごす毎日
どうしても好きな人のことが忘れられず、
親に勧められた相手と結婚したものの離婚。
そのまま不倫関係の相手の会社で働き続けたけれど、
その後男性が突然死。
今は97歳のほとんど寝たきりの母の介護の日々、
という女性からのメッセージをご紹介。
「いろいろあったんでしょうけど、
いま、 お母様の介護ができるようになった。
これはよかったんじゃないでしょうか」
第558回 思いやりのニアミス
耳の遠いおじいちゃんとおばあちゃんの会話、
すれ違いのように思えるけど、
結局最後は話が合う。不思議だな〜というメール。
「うちの女房のとそのお袋が今朝言い合ってました。
女房が『犬の足洗うの?』
お袋が『ウドは裏にあるよ』...
そういう時は俺は存在を消すしかないんですね(笑)」
第553回 私の名前を握り締めてくれていた母
認知症になってしまったお母様。
娘さんの名前だけは忘れないように
「いづみ」というその名前を書いた
メモを握りしめていた...
子どものようになってしまったお母様が、
いとおしくて、いとおしくて、たまらなかった...という
娘さんからのお葉書をご紹介。
「じーんときてしまいますね。
うちのおふくろも、三回忌になりますが、
不思議なことに、時間が経てば経つほど、
思いが強くなっていくんです」
第548回 亡き祖父母の影響で介護の道へ
3交代勤務で、不規則な生活を送らざるを得ない上、
肩こりや腰痛の職業病にも悩まされているけれど、
介護の仕事が大好きな、やめようと思ったことはない...という
40代男性からのメッセージをご紹介。
子どもの頃、さんざん可愛がってもらった祖父母に
何も恩返しできなかっった...
いま入所者のみいなさんを祖父母と思ってがんばってます!
とのこと。
「おじいさま、おばあさまもきっと、
我が事のように喜んでくださってるんじゃないでしょうか。
それにしても、介護の現場、なんとかしてかなくちゃいけないですよね。
我々もできることはやっていかなければ...」
第543回 父と祖母の介護を続けた日々
83歳の父を見送り、3年後には103歳の祖母を見送った、
主夫として介護にがんばってきた男性からのメールをご紹介。
ご自身もガンにかかり、改めて命と向き合った...というお話でした。
「やっぱり病院に行くと、スタッフの皆さんが頼りになりますよね。
本当に献身的にやってくださってる。
生まれ変わったら看護師さんになろうかと思ってるくらいです。
それにしても、誰しも年齢を重ねてくれば、
どこかに不具合が出てくるものです。
それとどう付き合っていくか、
...これからはそういう時代なんじゃないでしょうか」
第533回 庭先の椅子に座っていた父
要介護3だった父。
最初は家で見ていたけれど、
母は倒れる寸前、
メールを送っていただいた娘さんも更年期で
いろいろ大変だった...
そんな時ご主人が手を握ってくれたのが
嬉しかった...
「スキンシップが大切なんですよね。
女房の肩をポンと叩いたら、
そこから話がどんどん広がりました。
みなさん、ためらわずに、触れ合いましょうよ」
第528回 年明け、突然逝った母
親、舅、姑、年上のきょうだいたちを看病し見送り、
子どもたちの面倒もきちんと見て、
数え88歳で突然亡くなってしまった母...
もう少し頼って欲しかった、という息子さんからのメールをご紹介。
「俺も50代半ばになって多くなりました。
お見舞い、看病、そして見送る...
お袋、いとこ、劇団の同期だったやつ...
これは長い人生の中では大きな役割なんだなと思うようになりました」
第518回 20年続いた夫の介護
20年間、旦那様を介護し続けた奥様。
大変だったけど、とても濃い夫婦の時間でした...
「介護されている方もつらいんですよね。
お袋も 亡くなる少し前 孫たちが行った時
じゃあ帰るね、と声をかけたら、
自分の指でまぶたを広げてしっかり顔を見てました。
目を閉じがちになる自分が歯がゆかったんでしょうね...」
第513回 介護福祉士となった娘
家で祖母の介護をするのを見て育った娘が、
「大きくなったら人のお世話をする仕事がしたい」と、
介護福祉士となり、施設でがんばっている...というメール。
「家の中にお年寄りがいて、子どもと接するというのは、
言葉で教えるよりも、もっといろんなことを学べますよね。
そしてお年寄りと子ども、どういうわけが話が合うようで、
ずーっと話してますよね」
第508回 みるみる弱った父を介護して
千葉県の30代女性からメールを頂戴しました。
「83歳の父が急に弱り、介護が必要になりました。
ほんの数年前まで元気で働いていたのに...こんなに急に弱るなんて。
でも父の世話をしていると、私も昔、こんな風に育ててもらったのかな、と
改めて感謝の気持ちが湧いてきました」
親の年老いたという実感は、ある日突然、おや、と思うんですよね。
親に思うのは当然なんですが、最近、俺は自分でそう思うようになりました。
得意だったクイズが、頭ではわかるんだけど、言葉に出てこなくなっちゃって...
リンゴ、って言ってるつもりだったのに、口からは「ブドウ」って出ちゃって...(徹さん)
確かに、少しずつ、そういう風になっていくのが人間というものなんでしょうね...
第493回 関節リウマチでうまく小銭を持てない母
リウマチで指が曲がってしまい、うまく小銭を持てない母。
レジではお札を必ず出すので、財布の中はつり銭の小銭で一杯...
「リウマチは本当に大変ですよね。指は曲がる、痛みはひどい...
うちの母もそうでした。
そして人に迷惑をかけたくない、と自分自身が一番気を遣うんですよね。
周りがちゃんと気を配らないといけないですね...
それにしてもレジ! どこに並ぶのか決めるだけで、みんなヤキモキ。
なんでみんなあんなに必死になるんでしょうね」
第488回 父の介護 しんどいけどがんばる
母が亡くなり88歳の父と同居を始めた女性。
要介護2、デイサービスやショートステイにも行きたがらない父。
日々の介護は本当に大変。
でもあと何年か...と思うと、がんばろうという気持ちになってくる、
というメッセージをご紹介。
「疲れる瞬間、介護をしていると必ずありますよね。
みんな最初はヘルパーさんを頼んだりするの、嫌がります。
でも徹底的に話し合って...ご自身が疲れて倒れないためにも、
いろいろな手段を利用されることを考えてみてはいかがでしょうか」
第478回 母を介護する毎日です
お母様を介護中の女性がメールをくださいました。
「母は自分の母と夫を見送った後、気落ちして、
脳梗塞で倒れ、介護が必要になったのです。
日々迷ったり、うまくいかないことも多くて...」
介護、マニュアルはありますが、正解はないんですよね...と徹さん。
「理想はあるけれど、ぶつかることもあります。
大切なのは、お互い、向き合うことではないでしょうか」
第473回 健康は相手のため
旦那様が54歳で若年性アルツハイマーを発症。
進行が早く、行動にショックを受けることもあったけれど、
在宅介護の限界を感じ、施設に入所して、
心に余裕が生まれるようになった...という
聖教新聞掲載の投稿をご紹介。
「心の準備がない時にいろいろなことが起きるものですよね。
最初の病院の診断に納得できず、
セカンドオピニオンで分かったとのことですが、
これは大切なことですよね。
また施設に世話になるとき、俺もずいぶん考えましたが、
やはり心に余裕が生まれる。これは大事なことだと思います」
第468回 皆が助けてくれる
要介護となった母がこれからどうなるのか、
とても不安だったけれど、
ケアマネジャーを中心に、担当者たちが
一生懸命力を尽くしてくれて、とても安心できた...という
聖教新聞掲載のお便りをご紹介しました。
「うちのお袋が寝たきりになって、認知症も出てきた時、
やっぱり助けになったのは、ケアマネジャーさんを中心とする
介護担当者の皆さんでした。
本当に心の支えになっていただいたんです」
第463回 意識のない97歳の父へ...(文化放送は1月2日分を放送)
97歳のお父様が入院中、もう意識もなく、静脈栄養だけで命をつなぐ状態。
できるのはシェーバーの掃除と唇のクリームを塗ることだけ。
それでも、そんな日々が少しでも続いてほしいと願う...という70代男性のメール。
「俺も介護の経験がありますが、悩むところですね。
反応がだんだんなくなってくると、どこまで通じているんだろう...と。
でも母を亡くしてしまった今では、声をかけていてよかったな、
と、心から思っています」