番組ブログ

第453回 我が家が一番

母一人子一人の家庭で育てられた女性。
後に孫やひ孫たちとの同居が始まり、
賑やかな7人家族に。その中心にはいつも母がいました。
94歳で亡くなる直前には、ドライシャンプーや
マッサージを施すととても気持ち良さそうだった...
という新聞掲載の投稿をご紹介。
「自分が子どもの頃、同じように親に身体中を洗ってもらったり、
風呂上りには拭いてもらってたわけですよ。
親が年老いたらそれをこちらがやるのは、
当たり前のことかもしれませんよね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年12月21日 17:00

第448回 決して弱音を吐かない母

介護に明け暮れる、とても我慢強い母。
家庭菜園で上手に息抜きしながら、決して弱音を言わない...
「俺たちの世代にとっては、母=ガマン強い。
 昔の人だけがガマン強いのかなあ。
 今はガマンしなきゃいけないことが
 すごく増えてきたんじゃないかな。
 大事なのは息抜きですよね。
 グチを送ってくれたら、全国に紹介できますから!」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年12月14日 17:00

第443回 家族の皆が団結

すい臓がんの父を家族で看護、
亡くなったあと医師から
「最高のチームワークでした」と褒められた...という、
新聞掲載の投稿をご紹介しました。
「でも桜をご覧になることができてよかったですね。
誰もが介護に携わることが当たり前の時代になってきました。
やっぱり笑顔、笑いというものが大切になってきますよね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年12月 7日 17:00

第433回 介護される側のプライド

オムツという言葉を嫌い、
「◯◯」と商品名で呼ぶ母。
介護される側にもプライドがある...
「難しいし、尊重しなければいけないし。
でも高すぎるのも問題ありますよね。
俺の明治生まれのじいちゃんもプライドが高くて、
縁側で昼寝しててドサッと下に落ちたら
そこで履物を揃えていたり。
こっちもわかってるから、落ちたね、
なんて絶対に言いませんでしたが...」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年11月23日 17:00

第428回 母の介護で苦労しています

徹さんの「番組で愚痴をこぼしてください」という言葉に
お母様の介護で苦労しているというメッセージが届きました。
認知症の盗られ妄想で泥棒呼ばわりされたり、
兄弟もいるのになぜ私一人が...
「介護しても、あんまり褒めてもらえないんですよね。
認知症が進んでたりすると、急に怒り出したり。
これからもとにかくスッキリしてもらう日を
作っていければと思います」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年11月16日 17:00

第423回 今から寄り添う

聖教新聞に掲載された静岡県の女性の投稿。
一人暮らしを続ける95歳の義理の母。
いざ介護、となってから困らないように、
いまから入浴の手助けなど行っている...といった内容です。
「これ大切なことですよね。
普段からそういう生活をしていれば、
介護なんて言葉を改めて使わなくてもいいんですよね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年11月 9日 17:00

第418回 おじいちゃん、生きてる意味があるよ!

老人性うつを患う父と、介護する母。
たまに母に気分転換してもらおうと、外食に。
帰り道、買い物でも...という話になったら、
「おじいちゃんにケーキ買って帰ろう。
みんなで食べよう」という母...
おじいちゃん、生きてる意味があるよ。
長生きしてほしい、笑ってほしい、と家族が思っています。
おじいちゃんがいるから、みんなが集まれるんです...
そんなメールを頂きました。
「素敵な言葉ですね。
家に帰って一緒に食べよう...
本当に生きてることには意味があります。
無駄な命なんて、一つもありません」
涙ぐみながらの徹さんの言葉でした。

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年11月 2日 17:00

第413回 家で母を看取りました

病院はいやだ、というお母様を自宅に引き取り、
一家総出で介護、そして看取った家族の物語。
「本当に素晴らしい経験になりましたね。
3人のお子様が全員、看護師になられたそうで、
本当に、この経験が大きいんでしょうね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年10月26日 17:00

第403回 カープと共に生きた祖父

今日はカープ大好きなおじいちゃんに育てられた
広島県人の男性からのメールをご紹介。
初優勝の前年、3年連続最下位に怒って倒れ、
そのまま意識を回復することなく、
念願の優勝直前、惜しくも世を去ってしまったおじいちゃん...
「今年25年ぶりですか、
カープファンの皆さん、おめでとうございます!
カープやタイガースのファンって、
負け続けても元気で、ほんとうに凄いですよね...」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年10月12日 17:00

第398回 57年前の夫からの手紙

3年前に倒れた旦那様の介護をずっと続けている奥様。
何をすればいいのか、思うようにならない日々...
そんな中、見つけた57年前の手紙の束。
胸をときめかせながら毎日読み返しています...
「いいですねえ。介護してる時の会話って、
何も喋らずただ座っているだけになりがちなんですよね。
でも女房が昔の失敗談なんか話すと、
本当に目をパッチリ開いたりするんです」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年10月 5日 17:00

第388回 アルツハイマーの診断を受けた父

73歳でアルツハイマーの診断を受けたお父様。
症状が出ている時とそうでない時の差が激しく、
混乱してしまう両親を支える、一人っ子の投稿者。
ラジオの向こうに同じ思いをしている人がいることが、
支えになる...とのメッセージをいただきました。
「お父さんが、どうしてこんなことになってしまったんだろう、
と、おっしゃったそうですが、そうですね。
一番苦しくて、辛いのはご本人なんですよね。
これからもこの番組をどんどん利用してください」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年9月21日 17:00

第383回 楽しむ気持ちで

52歳のご主人が脳内出血で倒れて2年。
身体障害者1級と認定され、介護生活が続いている。
でもご主人が元気な頃はできなかった散歩など、
二人の時間を精一杯エンジョイしています...という
聖教新聞掲載の投稿をご紹介。
「ご近所の方からかけられたというお言葉
『誰だって明日のことは分からないのだから、
あまり先のことを考えすぎず、
一日一日、やれることをやっていればいいのよ』
素晴らしいですね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年9月14日 17:00

第377回 大酒のみだった父が一転...

お酒がなければ夜も日も明けなかったお父さんが、
大病をきっかけに「健康オタク」になってしまったという、
ユーモラスなメッセージをご紹介。
「うちのオヤジも、若い頃は大酒のみで。
飲みだすとお袋も俺もさっさと寝てましたが、
ある日パタリと酒も煙草もやめて。
今は逆に俺のことを心配してくれるようになりました」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年9月 7日 22:23

第378回 介護現場でがんばってます

介護現場で20年、
「あんたがいると面白い」と言われるようになり、
とても嬉しいという男性のメールをご紹介しました。
「明るいというのは素晴らしいですね。
うちの親父が世話になってる施設でも、
明るい職員の方には行くたびに会いたくなります」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年9月 7日 17:00

第373回 私も会いたいよ

認知症が進んで、どんどん寂しがりになった夫。
できるだけ近くで過ごすようにしていた妻。
19年間の介護生活の末、昨年他界しました...という
聖教新聞に掲載された投稿をご紹介しました。
「素直に会いたいよ、って言える気持ちが素敵ですね。
長いこと病床に伏していたお袋も、オヤジに当たったりするんだけど、
でも姿が見えないと父さんどこいったの、って、そればかり言ってました」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年8月31日 17:00

第363回 あんたが上等や

20年前、93歳の祖母を介護。
子どもたちと介護に勤めると、
「上等や。あんたが上等や。いい嫁や」
と声をかけてくれ、涙があふれた...という新聞掲載の投稿をご紹介。
「言葉は短くて愛想がないかもしれませんが、
心のこもった言葉の力を感じます」
江戸弁のありがとうは、恥ずかしがり屋だから語尾を消す、
と習った徹さん。
その通りに舞台で実演したら、
観客にはあまり伝わらなかった...そうです。

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年8月17日 17:00

第358回 42年前に亡くなった父の思い出

東京大空襲で家と妻を失い、
再婚した女性も3歳と7歳の娘を遺して早世。
男手一つで二人の娘を育て、嫁に出した直後、
自らもガンにかかって...
二人の娘は付き添うことしかできなかった...
「付き添うことが、何よりの介護だったのではないでしょうか」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年8月10日 17:00

第353回 病気の主人の体を揉んで...

肺気腫を病み、少しずつ衰えていく夫の体をマッサージ。
この時だけは喜んでもらえてよかった...というお手紙をご紹介。
「今はマッサージの機械もいろいろありますが、
やっぱり人の手の力というのは、大事ですよね。
うちの女房もさすってくれるんです。
起きてて気持ちよさを味わうのがいいのか、
そのまま眠ってしまうのがいいのか...結論は出ていません(笑)」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年8月 3日 17:00

第343回 介護現場で悪戦苦闘

介護現場で働く方からのメッセージ。
あちこちから悲しいニュースが届きます。
確かに大変な職場だけど、
お年寄りに寄り添い、尊敬の念があれば、
いい介護ができると思います...
「虐待はもちろんいけないことだけど、
職員の皆さんがきちんと働ける環境作りのために、
我々も力を尽くさなきゃいけないんですよね」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年7月20日 17:00

第338回 母の介護を20年。

現在、85歳のお母様を20年間介護し続けているというお葉書。
体は思うようになりませんが、頭はしっかりしていて、
いつもラジオを聞いていて、話題も豊富...とのこと。
「先日、久しぶりに親父に会いに行ってきました。
すると、一ヶ月前にしたのと、まるっきり同じ話を繰り返すんです。
まあ、話し相手になってほしい、ということなんですよね。
でも最近、俺も女房に『その話聞いた』って言われるようになって...」

【渡辺 徹 家族の時間】 テーマ:まごころ介護録 2016年7月13日 17:00
TOPへ戻る