番組ブログ
第453回 我が家が一番
母一人子一人の家庭で育てられた女性。
後に孫やひ孫たちとの同居が始まり、
賑やかな7人家族に。その中心にはいつも母がいました。
94歳で亡くなる直前には、ドライシャンプーや
マッサージを施すととても気持ち良さそうだった...
という新聞掲載の投稿をご紹介。
「自分が子どもの頃、同じように親に身体中を洗ってもらったり、
風呂上りには拭いてもらってたわけですよ。
親が年老いたらそれをこちらがやるのは、
当たり前のことかもしれませんよね」
第448回 決して弱音を吐かない母
介護に明け暮れる、とても我慢強い母。
家庭菜園で上手に息抜きしながら、決して弱音を言わない...
「俺たちの世代にとっては、母=ガマン強い。
昔の人だけがガマン強いのかなあ。
今はガマンしなきゃいけないことが
すごく増えてきたんじゃないかな。
大事なのは息抜きですよね。
グチを送ってくれたら、全国に紹介できますから!」
第443回 家族の皆が団結
すい臓がんの父を家族で看護、
亡くなったあと医師から
「最高のチームワークでした」と褒められた...という、
新聞掲載の投稿をご紹介しました。
「でも桜をご覧になることができてよかったですね。
誰もが介護に携わることが当たり前の時代になってきました。
やっぱり笑顔、笑いというものが大切になってきますよね」
第433回 介護される側のプライド
オムツという言葉を嫌い、
「◯◯」と商品名で呼ぶ母。
介護される側にもプライドがある...
「難しいし、尊重しなければいけないし。
でも高すぎるのも問題ありますよね。
俺の明治生まれのじいちゃんもプライドが高くて、
縁側で昼寝しててドサッと下に落ちたら
そこで履物を揃えていたり。
こっちもわかってるから、落ちたね、
なんて絶対に言いませんでしたが...」
第428回 母の介護で苦労しています
徹さんの「番組で愚痴をこぼしてください」という言葉に
お母様の介護で苦労しているというメッセージが届きました。
認知症の盗られ妄想で泥棒呼ばわりされたり、
兄弟もいるのになぜ私一人が...
「介護しても、あんまり褒めてもらえないんですよね。
認知症が進んでたりすると、急に怒り出したり。
これからもとにかくスッキリしてもらう日を
作っていければと思います」
第423回 今から寄り添う
聖教新聞に掲載された静岡県の女性の投稿。
一人暮らしを続ける95歳の義理の母。
いざ介護、となってから困らないように、
いまから入浴の手助けなど行っている...といった内容です。
「これ大切なことですよね。
普段からそういう生活をしていれば、
介護なんて言葉を改めて使わなくてもいいんですよね」
第418回 おじいちゃん、生きてる意味があるよ!
老人性うつを患う父と、介護する母。
たまに母に気分転換してもらおうと、外食に。
帰り道、買い物でも...という話になったら、
「おじいちゃんにケーキ買って帰ろう。
みんなで食べよう」という母...
おじいちゃん、生きてる意味があるよ。
長生きしてほしい、笑ってほしい、と家族が思っています。
おじいちゃんがいるから、みんなが集まれるんです...
そんなメールを頂きました。
「素敵な言葉ですね。
家に帰って一緒に食べよう...
本当に生きてることには意味があります。
無駄な命なんて、一つもありません」
涙ぐみながらの徹さんの言葉でした。
第413回 家で母を看取りました
病院はいやだ、というお母様を自宅に引き取り、
一家総出で介護、そして看取った家族の物語。
「本当に素晴らしい経験になりましたね。
3人のお子様が全員、看護師になられたそうで、
本当に、この経験が大きいんでしょうね」
第403回 カープと共に生きた祖父
今日はカープ大好きなおじいちゃんに育てられた
広島県人の男性からのメールをご紹介。
初優勝の前年、3年連続最下位に怒って倒れ、
そのまま意識を回復することなく、
念願の優勝直前、惜しくも世を去ってしまったおじいちゃん...
「今年25年ぶりですか、
カープファンの皆さん、おめでとうございます!
カープやタイガースのファンって、
負け続けても元気で、ほんとうに凄いですよね...」
第398回 57年前の夫からの手紙
3年前に倒れた旦那様の介護をずっと続けている奥様。
何をすればいいのか、思うようにならない日々...
そんな中、見つけた57年前の手紙の束。
胸をときめかせながら毎日読み返しています...
「いいですねえ。介護してる時の会話って、
何も喋らずただ座っているだけになりがちなんですよね。
でも女房が昔の失敗談なんか話すと、
本当に目をパッチリ開いたりするんです」
第388回 アルツハイマーの診断を受けた父
73歳でアルツハイマーの診断を受けたお父様。
症状が出ている時とそうでない時の差が激しく、
混乱してしまう両親を支える、一人っ子の投稿者。
ラジオの向こうに同じ思いをしている人がいることが、
支えになる...とのメッセージをいただきました。
「お父さんが、どうしてこんなことになってしまったんだろう、
と、おっしゃったそうですが、そうですね。
一番苦しくて、辛いのはご本人なんですよね。
これからもこの番組をどんどん利用してください」
第383回 楽しむ気持ちで
52歳のご主人が脳内出血で倒れて2年。
身体障害者1級と認定され、介護生活が続いている。
でもご主人が元気な頃はできなかった散歩など、
二人の時間を精一杯エンジョイしています...という
聖教新聞掲載の投稿をご紹介。
「ご近所の方からかけられたというお言葉
『誰だって明日のことは分からないのだから、
あまり先のことを考えすぎず、
一日一日、やれることをやっていればいいのよ』
素晴らしいですね」
第377回 大酒のみだった父が一転...
お酒がなければ夜も日も明けなかったお父さんが、
大病をきっかけに「健康オタク」になってしまったという、
ユーモラスなメッセージをご紹介。
「うちのオヤジも、若い頃は大酒のみで。
飲みだすとお袋も俺もさっさと寝てましたが、
ある日パタリと酒も煙草もやめて。
今は逆に俺のことを心配してくれるようになりました」
第378回 介護現場でがんばってます
介護現場で20年、
「あんたがいると面白い」と言われるようになり、
とても嬉しいという男性のメールをご紹介しました。
「明るいというのは素晴らしいですね。
うちの親父が世話になってる施設でも、
明るい職員の方には行くたびに会いたくなります」
第373回 私も会いたいよ
認知症が進んで、どんどん寂しがりになった夫。
できるだけ近くで過ごすようにしていた妻。
19年間の介護生活の末、昨年他界しました...という
聖教新聞に掲載された投稿をご紹介しました。
「素直に会いたいよ、って言える気持ちが素敵ですね。
長いこと病床に伏していたお袋も、オヤジに当たったりするんだけど、
でも姿が見えないと父さんどこいったの、って、そればかり言ってました」
第363回 あんたが上等や
20年前、93歳の祖母を介護。
子どもたちと介護に勤めると、
「上等や。あんたが上等や。いい嫁や」
と声をかけてくれ、涙があふれた...という新聞掲載の投稿をご紹介。
「言葉は短くて愛想がないかもしれませんが、
心のこもった言葉の力を感じます」
江戸弁のありがとうは、恥ずかしがり屋だから語尾を消す、
と習った徹さん。
その通りに舞台で実演したら、
観客にはあまり伝わらなかった...そうです。
第358回 42年前に亡くなった父の思い出
東京大空襲で家と妻を失い、
再婚した女性も3歳と7歳の娘を遺して早世。
男手一つで二人の娘を育て、嫁に出した直後、
自らもガンにかかって...
二人の娘は付き添うことしかできなかった...
「付き添うことが、何よりの介護だったのではないでしょうか」
第353回 病気の主人の体を揉んで...
肺気腫を病み、少しずつ衰えていく夫の体をマッサージ。
この時だけは喜んでもらえてよかった...というお手紙をご紹介。
「今はマッサージの機械もいろいろありますが、
やっぱり人の手の力というのは、大事ですよね。
うちの女房もさすってくれるんです。
起きてて気持ちよさを味わうのがいいのか、
そのまま眠ってしまうのがいいのか...結論は出ていません(笑)」
第343回 介護現場で悪戦苦闘
介護現場で働く方からのメッセージ。
あちこちから悲しいニュースが届きます。
確かに大変な職場だけど、
お年寄りに寄り添い、尊敬の念があれば、
いい介護ができると思います...
「虐待はもちろんいけないことだけど、
職員の皆さんがきちんと働ける環境作りのために、
我々も力を尽くさなきゃいけないんですよね」
第338回 母の介護を20年。
現在、85歳のお母様を20年間介護し続けているというお葉書。
体は思うようになりませんが、頭はしっかりしていて、
いつもラジオを聞いていて、話題も豊富...とのこと。
「先日、久しぶりに親父に会いに行ってきました。
すると、一ヶ月前にしたのと、まるっきり同じ話を繰り返すんです。
まあ、話し相手になってほしい、ということなんですよね。
でも最近、俺も女房に『その話聞いた』って言われるようになって...」