2018/8/30

「宿題代行」のネット出品を禁止 文科省、運営3社と合意

文部科学省は29日、インターネット上でフリーマーケットやオークションサイトを運営する「メルカリ」など主要3社と、子どもの「宿題代行」の出品を禁止することで合意したと発表した。夏休みの宿題用として学校への提出を想定した読書感想文などが出品されるケースがあり、問題視されていた。
 文科省が今月上旬に協力を求め、3社が応じた。同省の担当者は「宿題を代行してもらっては何も身につかない。対応を進め、自分で取り組む大切さを周知していきたい」としている。
 3社はほかに「楽天」と「ヤフー」。

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教育改革実践家
藤原和博
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こちらは藤原さんに放送内でお話いただきました。

自由研究というのは頭痛のタネという親御さんは多いと思います。昨今では、企業の工場見学に行くと、見学後に制作プロセスがあり、そのまま自由研究に出せるパッケージサービスをするようなサポートも出てきています。


藤原さんは「いくら道義的なことを言っても、もう止められないできないことを人に頼んだり、親兄弟に手伝ってもらうこと自体は非難できない。ただし、⑴子供が自分でやるときに得られる課題解決能力の養成機会はここではなくなるか減じられる。⑵お金を出していることを子供が知ったら、問題はお金で解決できると勘違いするリスクも生じる」と話しました。

放送の模様は→radikoのタイムフリーをお聞きください

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