2018/7/30

中小企業の後継ぎ相談が急増 18年度は1万件突破も

後継ぎ不在に悩む中小企業の譲渡を仲介する全国の「事業引継ぎ支援センター」への相談件数が急増していることが、中小企業庁への取材で28日分かった。4~6月は前年同期比で4割増で推移しており、2018年度は1万件を突破する勢い。経営者の高齢化で中小企業の後継者不足は深刻となっており、地域の雇用を維持し技術を次世代に引き継ぐため、センターは支援体制を強化する。
 中小企業庁によると、25年までに70歳を超える中小企業の経営者は約245万人に上り、半数に当たる約127万人は後継者が未定だという。

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