2017/6/23

タカタ26日にも民事再生法 車メーカーと足並みそろわず

欠陥エアバッグのリコール(無料の回収・修理)問題で経営難が続くタカタが、民事再生法の適用を26日にも東京地裁に申請する方針を固めたことが22日分かった。ただ自動車メーカーが23日の早期申請を求めており、最終局面でも関係者の足並みがそろわない状況だ。
 タカタは三井住友銀行などに対し、申し立て後の再建を手助けしてもらうつなぎ融資枠の設定を要請する。数百億円規模になるとみられる。再生手続きを行う企業の事業継続を支援する「DIPファイナンス」と呼ばれる融資で、資金繰りを支え、円滑に事業を継続させるのが狙いだ。金融機関側は応じる見込み。

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