今週は、映画コメンテーターの有村昆さんにお越しいただきました。

 

今回のテーマはこちら!

 

「今こそバック・トゥ・ザ・フューチャー!」

 

なんと、2020年は記念イヤー!

 

映画公開35周年なのです!

 

 

<バック・トゥ・ザ・フューチャーPART1>

この作品が素晴らしいのは、伏線と回収という映画の根本的なプロットを

見事に仕上げている点。

 

30年前の1955年に行くと、1985年であの時ママが話していた

ダンスパーティーの話や、あの時パパが嘘を言っていたという事がわかり、

過去パートで回収をしていくので、観ている側は非常にスッキリする。

 

また、「ツインパインズモール」の松をマーティが壊してしまったので、

未来に戻ると「ローンパインモール」に変わっているなど、説明がほぼ

ないようなシーンも、細かく描かれている。

 

 

<バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2>

この作品の魅力は、1985年の人達が30年後の未来を想像して作っている

という点。

 

自動で靴ひもがしまるナイキのスニーカーや、空飛ぶホバーボードなど、

実際の企業が登場するという遊び心がある。

 

また、「ジョーズ19」を上映中の看板が登場するが、その監督が

マックス・スピルバーグという、スピルバーグの息子が監督をしている

だろう、ジョーズも19までシリーズ化されているだろう、という

ギャグが盛り込まれている。

 

さらに、ビフがトランプタワーに類似したビルを建て、ヒルバレーを牛耳る

横暴な存在...まるで未来を予見していた!?

 

劇中で「シカゴ・カブス」が優勝するというシーンがあるが、アメリカでは

シカゴ・カブスといえば万年ビリで優勝するわけがないと言われていたが、

設定の翌年に優勝している!

 

実際に、ナイキが自動で靴ひもがしまるスニーカーを販売するなど、

大人達が遊び心で作っていたものや、想像していた未来が、現実になって

いる、というところにロマンを感じると有村さんは熱弁していました。

 

有村さん曰く、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、夢が詰まっている

キラキラムービーなのだと。

 

 

バック・トゥ・ザ・フューチャーがなかったらこの仕事をやっていない

という有村さん。

 

有村さんは、バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する車型タイムマシン

「デロリアン」にも2年半ほど乗っていらっしゃいました。

 

一台乗りだったので、仕事に行くのもデロリアン、文化放送に来るのも

デロリアンだったと言います。

 

ネギを買いに行くのもデロリアン!

 

有村さんは結婚式でもデロリアンに乗って登場されたそうです。

 

デロリアンから花嫁と花婿が出てきて高砂に向かい、正面を向いたら

シャッターチャンスのはずが・・・

 

皆、デロリアンを撮っていたそうです。

 

 

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来週も素敵なゲストをお招きします。

 

お楽しみに! See you

 

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【本日の1曲目】 パワー・オブ・ラヴ / ヒューイ・ルイス 

(文/スタッフC)

【久保純子 My Sweet Home】 2020年12月20日 10:00