逢田梨香子 おすすめ映画を語りつくす～4月23日『逢田梨香子のRARARAdio』～

毎週日曜日22時00分から文化放送超！A&G＋にて放送中の番組『逢田梨香子のRARARAdio』。パーソナリティは、声優の逢田梨香子。

4月23日の放送では、『リカコガタリSP』と題し、逢田が観た映画の感想とおすすめポイントを語った。

『キャビン』監督：ドリュー・ゴダード（2012年公開）
逢田　夏休みに大学生5人が山奥に旅行に行って、山小屋に泊まってバカンスを楽しむみたいな話で。前半3〜40分くらいはよくあるB級ホラーみたいな感じなんですけど、見ていくと1人ずつ消されていくわけですよ。後半から全然違う映画になるような雰囲気で、私は1本の映画で2部作、3部作だと思っているくらい展開が変わるんです。これは前情報無しで見たほうが良い映画ですね。古さを全く感じなくて、2023年に新作として出しても良いぐらい斬新な映画だなと思いました。ホラー映画が好きな人に見てほしいです。

『クヒオ大佐』監督：吉田大八（2009年公開）
逢田　堺雅人さんの作品はとりあえず見ますね。本当に役者さんとしても大好きなので。『クヒオ大佐』見たのは結構前だな。主人公の堺雅人さん演じるクヒオっていう方がいるんですけど、アメリカ軍特殊部隊のパイロットだと自分のことを偽っていて。なんでもないただの男性なんですけど、そういうふうに自分を偽って数々の美女からお金を騙し取るっていう話です。基本コメディで、詐欺の仕方とかもアナログというか、客観的に見ていて絶対に騙されないだろうっていう内容なんだけど、カッコ良いから周りの女性は騙されていっちゃうんですよね。でも、後半はちょっと悲しいシーンもあったり、本人の過去のトラウマと向き合ったり、笑あり涙ありの展開でコメディ作品としてすごく面白いので是非見ていただきたいなと思います。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』監督：ヨン・サンホ（2016年公開）
逢田　この映画、ゾンビ映画の中でもすごく好きです。新年一発目に観た映画ですね。新幹線の中で、ゾンビがどんどん増えてしまって、ずっと新幹線の中で物語が進んでいくんですけど、それでもこんなに時間が持つんだなというぐらい色々な展開があって。私はこの作品を見て、ゾンビに対する概念が変わったんです。とにかく足が速い！足が速くてバタバタ動く。これは怖いの苦手な人は苦手かもしれないんですけど、私はずっと、ゾンビものは『ウォーキング・デッド』を見て育ってきたので、びっくりしました。主人公と、主人公の娘との親子関係の話だったりとか、私はこの作品を涙無しでは見られないです。人間同士の争いもあったり、面白すぎてあっという間に終わってしまいます。是非見てください！