往路終了後 早稲田大学・相楽豊監督
2021.01.02
ー往路11位。振り返って
まあちぐはぐでしたね。本当に。1区がスローペースの場合って荒れるとは思っていたんですけど、2区も3区もちょっと思った以上に、多分日本選手権の影響だと思うんですけど、後半伸びなくて。鈴木が予定通りというか、上まで上げてくれたんですけど、山でまた失速するとは思わなかったので。ちょっとちぐはぐな駅伝でしたね。
ー5区諸冨選手は1時間17分。起用の意図は
ずっと山登りやりたいと言ってうちに来てくれた経緯もあって、夏から近くの埼玉の山とかでそういうトレーニングを多く積んで来ていましたので。吉田もちょっと足の不安もあって。急な上り坂を登らせられないということもあったので、諸冨でいったんですけど。ちょっとやっぱり、シチュエーションもね。宮下君と一緒にスタートして、後ろから西田君が来るようなところで。ちょっと緊張して力を出せなかったのかもしれないですね。
ー2区、3区の両エース。疲れ、調整の失敗か
そこだけちょっと心配だったんですね。集中練習も途中から入って、最後の仕上げのところでやって、そこはうまく走れていたんですけど、やっぱり足づくりとかしていなかったので。それが20キロって距離になった時にどうかなって思ったんですけど、2人ともレースしたらそんな感じでしたね。
ーもう少しそこで前に行けたら展開も変わったか
そうですね。そう思います。
―3区間で誤算があった中で、11位
もうなってしまったらしょうがないので。ここからやっぱり色んなこと切り替えて。当然シード権もそんなに甘くないと思いますし。ただ結構前も短い時間差で詰まっていますので、一つでも上の順位とるためにまた切り替えて準備したいと思います。
ー明日に向けて。選手配置、戦略
もうこの位置にいる以上攻めるしかありませんので。守るオーダーというよりは攻めるオーダーで行きたいと思います。
ー攻めるオーダーのイメージ
えーっと...。何て言ったらいいんだろう。やっぱり、経験値があって無難につなぐメンバーよりは、スピードもあって、練習もしっかりできたメンバー中心に組むと思います。
ー3位以上を目指していた中で、11位。他大学の力が伸びてきていると感じるか
もちろんそれはそうですよね。スローペースだったとはいえ、1区でもあれだけの数の大学さん離れなかったですし、2区でジャンプアップしたチームもなかなか3、4区で抜けなかったりしたので。山登りに関しては私たちはブレーキしているので論外ですけど、総合順位関係なく下位のチームも山登りすごい速くなったりしていますので。力は拮抗してきていますよね。