【アナコラム】甲斐彩加「憧れの場所だった『東京』」

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!

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▼10月13日配信号 担当
甲斐彩加アナウンサー

2度目の上京・東京生活も、半年が過ぎました。
不思議なもので、勤務先は変わったはずなのに、以前東京に住んでいた時とほぼ同じ地域で過ごしています。
週末の出かける先も、買い物をするお店も、好きなブランドも、大体同じ。
東京を離れる際、「もっと都内の様々なところに行けばよかったな~」と反省したはずなのになぁ……。
でも、東京にも自分の心地よい場所のようなものを見つけたようで、ちょっと嬉しい気持ちもあります。

先日、お台場でのんびりと休日を過ごしてきました。
家からも会社からもそんなに遠くないのに、ホテルを予約し、仕事終わりにお台場へ。
お台場は、初めて東京に来た際に訪れた場所であり、
私にとって「東京への憧れ」を最も思い出させてくれる場所です。
だからこそ、“ホテルに泊まって”初心に返り、自分と向き合う時間にしたいなぁと。

2003年の7月。2泊3日の家族旅行で、宮崎から東京へ来ました。
テレビで見ていたフジテレビのシンボルである、あの球体(球体展望室「はちたま」)が見えた時のワクワク感は、今でもはっきりと覚えています。
「うわぁ、本当にあったんだ!かっこいい…!」という胸の高鳴りとともに、「私、今 東京にいるんだなぁ」と実感しました。
フジテレビ本社の中にある見学スポットに展示されている、番組収録で実際に使われた小道具やミニセットなどを隅から隅まで見てまわり、グッズもたくさん買って帰りました。
宮崎に帰ってからもしばらくは、テレビを見ながら家族で「これ見たよね!」などと盛り上がりました。
当時好きだったドラマ「暴れん坊ママ」のTシャツや父とお揃いで買った「はねるのトびら」のTシャツは、今でも実家にあります。その時の喜びやトキメキが忘れられず、どうしても捨てられないんですよね。

そんな20年前の思い出に浸りながら、ゆっくり過ごしました。


ずっと憧れの場所だった「東京」。
年齢を重ねるにつれて、段々とワクワクやトキメキが減ってきてしまいました。
時には、当時の「心が揺さぶられる気持ち」を思い出し、初心に返るというのも大切だなと感じました。
そして、これからも 心が揺さぶられるワクワクやトキメキを探しながら生活していきたいものです。

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