明るい曲より暗い曲が好き!?いまの若者の音楽事情

明るい曲より暗い曲が好き!?いまの若者の音楽事情

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女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた10月27日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
特集コーナーでは「あなたの世代の流行歌は何ですか?」というテーマでお届けした。

音楽ストリーミングサービス「Spotify(スポティファイ)」が発表したデータによると、若者が音楽を検索するときのトップが「悲しい」という意味の「sad(サッド)」だという。

西川あやの「いまの若い世代には暗い曲が好まれているということで……」

ブルボンヌ「たしかに大ヒットした曲って、ちょっと悲しげなほうが多いかもね。ヒゲダンとかも大体ちょっと悲しげじゃない?」

西川「ほんとだ!『Pretender』は『グッバイ』って言ってますもんね。YOASOBIの『アイドル』とかは結構明るいですけども」

ブルボンヌ「でも、YOASOBIも最初にヒットした『夜に駆ける』は“自死”を仄めかすって言われたぐらいベースには暗いものを感じたりするんだよね」

西川「MVとかもそういう感じで作られてるかもしれませんね」

2022年のBillboard JAPANストリーミング再生数ランキングでは、Official髭男dismの「Pretender」、優里の「ドライフラワー」、King Gnuの「白日」、Awesome City Clubの「勿忘」など、切なさを感じさせる楽曲が上位にランクインしていた。

西川「ほんとだ!こう言われてみると、“悲しい”というよりも“切ない”!」

ブルボンヌ「そう!切ない感じ。たとえば、70年代からのフォーク・ニューミュージックの頃も悲しめな曲が多かったんだけど、『神田川』とか『昭和枯れすすき』とか本当にいろんな意味でしんどそうで、なんか飢えた感じはあるじゃない?部屋が狭いとか四畳半な感じとか。いまの時代の楽曲って、物は溢れている都会の中の“心の隙間”みたいな感じの寂しさなのかなとは思うよね、聴いてると」

西川「どうですか?重藤さんは。悲しい曲を若者が検索しているということで」

重藤暁「大変ですね……」

ブルボンヌ「流行歌弱いのよ、暁ちゃん」

重藤「ごめんなさい……(笑)」

さらに、悲しい曲の明確な特徴や、ヒット曲によく使われている歌詞などについても話した。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。

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