西武・育成5位の水上由伸が支配下登録!憧れ松坂に認められたシュート武器に「一日でも早く一軍に」

西武・育成5位の水上由伸が支配下登録!憧れ松坂に認められたシュート武器に「一日でも早く一軍に」

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西武は13日、育成入団のルーキー・水上由伸投手を支配下登録することを発表した。

会見で「嬉しい気持ちと、さらに身の引き締まった想いでいっぱいです。まずは1日でも早く一軍に上がること。どんどん経験を積んで、いずれ勝ちパターンを任せられるような投手になりたいと思います。」と次の目標を掲げた水上。

背番号は128から念願の二桁に変わり、『69』に決まった。

四国学院大で3年秋から投手転向。今年、西武に入団した12人の中では育成5位と1番最後に名前が呼ばれたが「最後から1番最初に(支配下に)なれれば、こんなカッコいいことはない」と前向きに捉えた。

イースタンリーグでは中継ぎで13試合に登板。「最初はテレビで見てた方々に投げることにビビってたけど、経験を積んでいくうちに、どんどんイケイケで、投げる時は『俺の方が上だぞ』という気持ちでマウンドに上がることができるようになった」と徐々に真価を発揮し、支配下を勝ち取った。

渡辺GMも「お聞きしてたらわかると思いますけど、すごい強気。今の一軍でも中々インコースに投げ切れないピッチャーが多い中で、ああいうタイプはうちにとって必要。」と内角をどんどん攻め込む姿勢に大きな期待を寄せる。

春季キャンプでは、ブルペン投球中、その場に居合わせた松坂大輔から「シュートがいいぞ」と声をかけられた。入団当初から「小学生の時からWBCとかみていて…憧れです」と名前を挙げる『松坂大輔』が、甲子園春夏連覇を果たしたのは水上が生後1か月を迎えた頃。「試合でもどんどん使っていけよ、と背中を押してもらえたので使ってますし、今はそのボールが生命線になってます」と目標とする大投手からの言葉も大きな自信になった。

出身は長野県にある人口約8600人の宮田村。初めてのプロ野球選手誕生に村全体が大いに沸いた。「僕が帰るとみんな実家まで来て頑張ってるか~って集まってくれる。今年中に支配下に上がって帰れたらいいなと思ってたので、いい報告ができると思います。」と笑顔をみせた水上。会見を終えると携帯には既にたくさんの祝福が届いていた。一軍昇格、初勝利…オフにはさらなる嬉しい報告を手土産に、地元に帰ってみせる。

会見で渡辺GMと笑顔でグータッチをする水上由伸投手(※写真はすべて球団提供)

◆水上由伸(みずかみ・よしのぶ)投手プロフィール
 
◆支配下登録会見の様子はこちらから👇

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