【西武】佐藤隼輔選手インタビュー 中継ぎ起用に対して「1年間しっかり戦うというところが今の目標」

【西武】佐藤隼輔選手インタビュー 中継ぎ起用に対して「1年間しっかり戦うというところが今の目標」

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5月25日放送のライオンズナイターでは、5月24日のZOZOマリンスタジアムでのロッテ-西武9回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの佐藤隼輔投手にインタビューした模様を放送した。今シーズンから中継ぎでの起用が増え、8回を投げるセットアッパーとしての立ち位置を確立しつつある。現在の調子や中継ぎ起用への思いを伺った。

――非常にここまで調子が良いように見えている(5月25日現在、17試合登板、1勝1敗8ホールド、防御率1.80)が、手ごたえはどうか?
佐藤「開幕から良いスタートが切れた。最近はちょっと落ち気味かなという部分はあるが、しっかりもう一回立て直したい」

――落ち気味と感じるのはどういったところか?
佐藤「試合の内容含めて、コントロールがばらつくところも出てきた。球速という面で見ても、少し4月よりも落ちてきているかなと自分は感じますね」

――今年から中継ぎ、セットアッパーという形(の登板)が増えてきているが昨シーズンとは異なりますか?
佐藤「毎日試合があるのが一番違うかなと思います」

――中継ぎで行くという話はいつ頃されたのでしょうか?
佐藤「キャンプの2日目のブルペンで豊田(清)コーチとお話して、リリーフで行こうかという話になりました」

――その話をどのように受け止めたのでしょうか?
佐藤「自分自身もどちらをやるのかは分かっていなかったです。中継ぎの可能性の方が高いとは思っていましたが、豊田コーチの方からどうするかという話があって、『中継ぎやってみるか?』というような形でした。自分自身、先発をどうしてもやりたいというよりは1年間しっかり戦うというところが今の目標だったので、中継ぎという方向になりました」

――豊田コーチにお話を伺った時に、佐藤投手の中継ぎとしての資質をかなり推してらっしゃいました。「なんといってもボールの強さだ」と(豊田コーチは)言われていましたが、それに対してどう感じていますか?
佐藤「僕自身もボールの強さくらいしか取り柄が無いと思いますので、そこを評価してくださっているのならば良かったです」

――毎日ブルペンには入る?
佐藤「毎日は入りませんけど、投げていない時でも状況に応じて一度肩を作ったりしているので、ほぼ(毎日)という感じです」

――昨シーズンとは(試合への)入り方が違うと思いますが、戸惑いなどはありませんでしたか?
佐藤「昨年中継ぎもやらせてもらった(昨シーズンは3試合リリーフで登板)ので、中継ぎのルーティンではないですけど、どのような形で1週間進んでいくかも経験させていただいた。そこまで大きな戸惑いは無いです」

――中継ぎになって非常に真っすぐの割合が多いですが、意識しているところはある?
佐藤「今年はキャンプの段階から、真っすぐの強さが出てきた。実際試合で投げても通用している感じがあった。オープン戦の段階で変化球があまり投げていない中で打たれるというのが多かったので、それで後悔するならまずは真っすぐで行こうと。きっとデータとかも出てきて相手打者も月日が経てば速いボールに慣れてくると思うので、そこで変化球を交えていけたらなと思います」

――今シーズンはメガネではなく、コンタクトにされていますがその理由はなぜでしょうか?
佐藤「昨年メガネでやって問題はなかったんですけど、時々曇ることがあって。特に夏場とかの湿度が高い時であったり、ピンチの時に限って曇ったりして、リズムが崩れるのも(良くない)と思って。コンタクトも付けれますけどゴロゴロしてなんか嫌だなと思う時もあるので、どうしようかな(笑)」

――メガネをかける時とコンタクトで見え方が異なりませんか?
佐藤「言われますけどあまり感じなくて。基本試合以外は(コンタクトを)つけていなくて、ドームや暗い日にはメガネでやってますし、その時も特に問題なくできています」

――今シーズンはコンタクトで行きますか?
佐藤「コンタクトの調子が悪い時や気分に応じてメガネも使えればなと思います」

※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー

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