宝塚歌劇団の外部弁護士らによる調査報告書公表「いじめの事実は確認出来ず」

宝塚歌劇団の外部弁護士らによる調査報告書公表「いじめの事実は確認出来ず」

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11月15日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、宝塚歌劇団の外部弁護士が調査報告書を公表したというニュースについて語った。

ビッグモーターや旧ジャニーズ事務所のように、宝塚歌劇団も同じ轍を踏む可能性も!?

宝塚歌劇団の25歳の女性団員が、9月末に急死した問題で、歌劇団は昨日、外部の弁護士らによる調査報告書を公表した。報告書は「いじめやハラスメントは確認出来なかった」と指摘。記者会見で歌劇団は「長時間労働で女性に強い心理的負荷がかかっていたのに、適切なサポートが出来ず、安全配慮義務を十分に果たしていなかった」と認め、遺族に対して謝罪と補償を行うことを示した。報告書によると女性は新人公演のまとめ役で、稽古や準備などで長時間活動をしたという。その状況で、上級生から度重なる指導を受け、強い心理的負荷がかかった可能性が高いといわれている。新たに理事長に就任する村上専務理事は「安全配慮義務、特に健康面に配慮すべきだった」と述べた。

寺島尚正アナ「今朝も各紙一面で報じている宝塚歌劇団のいじめ・自殺問題ですが、森永さん、このあたりはどうお感じですか?」

森永康平「これは宝塚に限らず、学校とかであるいじめもそうですけど、いじめって明確にわかるものではないじゃないですか。例えば『指導しているだけに見える』、『からかっているだけに見える』とか。逆にやってる方も『からかっているつもりだった』や『指導してるつもりだった』とか。受け手側からすれば明らかにいじめられてると思うようなことでも、明確にこうであるというものが無くて、管理する側からすると『これはいじめです』『これはいじめじゃないです』というのが区別しにくい中で、実際に命を落とした人がいるわけですから、今回の問題にどう対応するのか、まさに社会から見られているわけですが、ここ最近その初期対応をミスる組織があまりにも多いなという印象を受けますよね」

寺島「これ、今回の調査報告書でも『伝聞でしか聞いてませんから、実際の現場を抑えたわけじゃありませんし』というような感じで伝えているわけですしねえ」

森永「『現場を抑えてない』だけの一本槍で行かれちゃうんだったら、基本現場なんて抑えられないじゃないですか。そしたらなんでもアリになっちゃうわけで、『現場見てないんでわからないです』っていうんじゃ、それは組織としては認められないですよね」

寺島「今お伝えしたように、今年2月に週刊文春が『女性が上級生にヘアアイロンを押し当てられた。女性がパワハラを受けていた』と報道しています。報告書は上級生らの指導について『社会通念上許容される範囲』と認定し、『いじめやパワハラは確認できていない』と結論付けました。この報告書を受け、遺族側の代理人弁護士は『パワハラに関する事実認定は失当(当てはまっていない)』と強く批判をしています。事実対応のマズさでさらなる批判を呼ぶことになった例といいますと、ビッグモーターや旧ジャニーズ事務所が浮かんできますが、これ宝塚歌劇団も同じ轍を踏みそうなのか、ということ感じですよねえ……」

森永「結局、組織としてね、こういう不祥事であるとかネガティブなものが出てきた時に、『わからないんで、知らないです』っていうのは当然許されるわけもないので。通常はそこに所属している人たちでショウビジネスをやってるわけですから、組織として『そんなの知りません』で通るわけがないし、最近の他社の例を見ても、初期対応をミスってより炎上するっていうことが直近いっぱい出てきてるんだから、何でそこから学ばないのかな?って不思議に思いますよね」

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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