チップ文化が根付かない日本。感謝はどう伝えればいい?

チップ文化が根付かない日本。感謝はどう伝えればいい?

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2月26日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーのテーマは「プラスアルファへの感謝」。接客で受ける気遣いなどはうれしいものだが、チップ文化が根付いていない日本では、なかなか感謝を形にしづらい。どう感謝を伝えていくのが望ましいか、実例も交えて語り合った。

西川あやの「番組冒頭でもご紹介した、投げ銭制度を導入した居酒屋さん、『たんと③』といいます。ビール110円、ハイボール99円……」

田村亮「安くない!?」

西川「格安料金でアルコールを提供しているらしいんです。新宿歌舞伎町で、投げ銭機能つきのセルフオーダーアプリを2022年6月から導入しているそうで。『SPA!』の記事からですが、アルバイトスタッフの方が、『厨房と店内を行き来する回数が減りましたし、オーダーミスもなくなったので、以前より働きやすくなりました』『いろんな居酒屋で働いてきたけどチップをもらったことはなかった』……」

山内マリコ「そういうオーダー式のお店、増えましたけど、そこからチップ、というのは知らなかった」

西川「お客さんが投げ銭をオーダーアプリから贈れて、『がんばっているから、贈っておいたよ!』みたいな。Uber Eatsもチップ制あるじゃないですか」

山内「けっこう私、チップを贈っていますよ。マックス20%まで差し上げたことあります。雨の日とかに『ごめんねえ!』って」

田村「(自分はチップを)もらったことはある。17、18歳のころ、地元に温泉旅館があって、そこの仲居さんについていって布団の上げ下げをしたりして。お客さんが封筒みたいなもので仲居さんに渡したとき、僕たちにも、というカッコいい人がいた。『僕らにまで!?』って気分上がった」

山内「そういうカッコいい日本人、たぶん昔はいたんですよね。私もいまは変わってしまったけど大家さんとご飯を食べに行ったとき、普通のチェーンのお好み焼き店とかに入った。70代ぐらいの大家さんご夫妻が、前にも接客されたバイトさんだったかに『あの子、良くなっているわ』みたいなことを言って、パッと1000円を渡していたの。お手本を見せてもらって、こういうことしていいんだ、スマートにやればカッコいいな、と学びました」

西川「私は母校の同窓会の司会を担当したときに、『同窓会費から(ギャラが)出ているんでしょう? 安い額でやっているんでしょう?』と言って、ティッシュにくるんだ1000円をもらいました(笑)」

このあとは海外のチップ文化や、リスナーが実行しているという「店員へのお礼」のメールを紹介しながら、感謝の仕方について考えた。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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