
【アナコラム】高橋将市「アナウンサー出前授業」
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!
▼4月25日配信号 担当
高橋将市アナウンサー
先月、荒川区立尾久西小学校で5年生とわかくさ学級の生徒さんを対象に「アナウンサー出前授業」をしてきました。文化放送で20年近く行っている催しで、アナウンサーの仕事を知ってもらうとともに「声を出すこと、話すことの楽しさ」を実際に感じてもらうのが狙いです。私は去年から参加していますが、3月で文化放送を卒業した久保朱莉アナウンサーと、今年も尾久西小学校に行ってきました。
まずは発声練習。喉に負担をかけないように腹式呼吸での発声を体験してもらいました。「腹式呼吸」という用語を知っているか聞いてみたところ、何人かの生徒さんが手を挙げてくれました。さすがです!みんなでお腹を膨らましてから「アー」と声を出しましたが、元気に声を出してくれました。
今回は「くにまる食堂フライデー」のコーナー生中継も入って賑やか!
自分たちの声が放送に流れることにやや緊張しながら、生徒の皆さんはしっかりインタビューに答えてくれました。番組ジングルの収録にも挑戦。生徒さんみんなで声を揃えて大きな声で、非常に素晴らしいジングルが収録できました。
スポーツ実況も体験してもらおうということで、今年もドッジボールの映像を見ながら実況体験をしてもらいました。まずは私が見本に実況したのですが、これが難しい!果たして見本になったかどうか(苦笑)。その後生徒の皆さんにも実況してもらいましたが、みんな一所懸命実況してくれました。
お昼の放送では久保アナと本の朗読。2人でいろいろ声色を変えながら読みました。美味しい給食もご馳走になり、今年も楽しい雰囲気で出前授業を行うことができました。
この催しは、生徒の皆さんに教えることでこちらも初心に返れる貴重な機会です。後日生徒の皆さんから感想文もいただき、私の新たな活力となっています。
これをきっかけに、将来は声の仕事、アナウンサーを志してくれればいいなぁと思っています。
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