
森永康平「車検制度の改革ですね」日本に必要な経済対策を語る
お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)4月21日の放送では大竹とジャーナリストの森永康平氏が、大型減税などの経済政策に関する朝日新聞の社説を取り上げた。
大竹まこと「記事には『所得制限のない大型減税や現金給付は本来、深刻な大不況や危機時に検討する異例の手法だ』って書いてありますけど……」
森永康平「それが今だと思いますよ」
大竹「俺も今だと思う(笑)これ今でしょ」
森永「そうですよね(笑)」
大竹「できるだけのことをやれや!と」
森永「素直にそう思いますよ。トランプ関税色々と交渉が始まっていますけれども、やっぱりアメリカに輸出する日本車というのは相当なウェイトを占めていますから。今後、関税のせいで日本車が売れなくなっていくと考えると、やっぱり日本国民に対して新車を買っていただくしかないと思うので、僕は消費税減税ももちろん必要だし、給付金もやったほうが良いと思うけど、もしそれが色々なことでできないというのだったら1番に考えるのは自動車をもっと日本国内で買っていただこうということで、”車検制度の改革”ですね。今、新車3年、中古2年ですけど……」
大竹「アメリカって車検無いんだっけ?」
森永「州によってあったり、無かったりするんですけど、無い州が多くて。ある州でも大体数千円です。日本は世界的に見てもおかしな車検制度になってまして……せめて中古で3年とか4年とかにする。あとは、自動車重量税とか納車税も減免する。これだけでも車を買う人がすごく増えると思う。だから、アメリカに輸出が減った分国内に喚起するなら自動車税改革、車検改革が1番良い効果だと思うんですけど、なんでそれをしないんだろうと」
大竹「アメリカは関税かけて欲しくないならアメ車買えっていうけれど、世の中には良いものが売れるという仕組みがあるんだからそれを変えられないもんね」
森永「おっしゃる通りですよ」
〈参考〉
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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