
「もう、マンガみたい」大竹まことも笑う女優・安藤玉恵の実家エピソード
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 6月30日の放送は、幻冬舎から発売されているエッセイ『とんかつ屋のたまちゃん』の作者である俳優の安藤玉恵氏を迎え、月曜パートナーの阿佐ヶ谷姉妹とともに話を伺った。
大竹まこと「この度、エッセイ集をお書きになりました。『とんかつ屋のたまちゃん』」
阿佐ヶ谷姉妹・江里子「面白かった~」
安藤玉恵 「ありがとうございます」
阿佐ヶ谷姉妹・美穂「楽しくて。なんかドラマの脚本みたいなね。商店街のドラマ化できそうな」
大竹「エピソードだらけの本で」
安藤「実話ですけどね。エッセイですから(笑)」
江里子「本当にすごいと思って、エピソードの豊富さももちろんですし、出てこられる皆さんの個性の幅広さたるや。本当に、尾久にお住まいの一般の方たちの話なの?って思うぐらい」
大竹「もうマンガみたいだもんな」
江里子「本当にキャラクターが際立ってらして」
大竹「ご実家がとんかつ屋さん。とんかつ屋さんは今でもやってる?」
安藤「兄がやってます」
大竹「私の横にいつも座ってる砂山圭大郎アナが、そこに何度も行ったことがあって、ドミグラスソースをかけるとんかつがある」
安藤「バラ肉をね、野菜とかおからとかで8時間ぐらい煮込んで。それでちょっと冷やして、揚げて。角煮みたいなベースを作って、揚げて、デミグラスソースを」
大竹「その家で、お育ちになった」
安藤「でも、このとんかつができたのは、もともとおばあちゃんが小料理屋を始めてたんですけど。父が継いだ時に、子供が生まれたから名物料理でもないと、こりゃダメだって言って作った」
大竹「その前はおばあちゃんが小料理屋さんやりながら占い師やってて」
安藤「そろばん占い(笑)」
大竹「よく当たるって評判で。おばあちゃんが腹巻に札束突っ込んで。あちこちで振る舞って」
安藤「気分いいと、配るんですよ」
大竹「おじいちゃんは、どっかになくなる。ふうてんの寅みたいな人」
安藤「そうなんです」
大竹「そんな中で育って、それでとんかつ屋の2階が宴会もできるような。何人ぐらい入るとこなんですか」
安藤「50~60人入るんです」
大竹「そこで、なんか…」
安藤「芝居やったんですよ」
大竹(笑)
江里子「阿部定事件の」
安藤「これはコロナの大変だった時に、みんな、ほら、飲食店も大変だった。で、私たちもいっさい仕事がなくなった時ありましたけども、その時に、ちょっと、とんかつ屋さんも大変そうだから、じゃあ、とんかつを買いに来てくれた人に芝居でも見せましょうっていう感じで」
大竹「一人芝居?」
安藤「はい。だって、他にキャストがいちゃいけないですもん」
大竹「コロナだから」
安藤「そうなんです。それで、うちの近くで阿部定事件が起こったんで、ちょっと阿部定を題材にしようっていう風に思って」
「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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