【お天気気象転結】記録的猛暑と人の一生を考える…

【お天気気象転結】記録的猛暑と人の一生を考える…

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。

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▼8月29日配信号 担当
伊藤佳子

東京都心の猛暑日が、連続記録・年間日数ともに過去の記録を更新しました。
27日(水)に最高気温36度まで上がり、10日連続、今年23回目の猛暑日となりましたが、これから9 月にかけて、記録を更新していくとみられます。
「いつまで夏が続くの?」と言いたいけれど、昼間はセミシグレ、夜は秋の虫の音が聞こえてくるようになりました。日暮れも早くなってきたし、季節は少しずつ進んでいます。

さて、先日取材させていただいた大川原加工機をめぐる冤罪事件。警視庁や検察の幹部が、保釈が認められずに拘留中に亡くなった元顧問・相嶋静雄さんの墓前で手を合わせ、遺族に対し直接謝罪しました。


△警察・検察の幹部3人…向かって右から 警視庁・鎌田副総監、東京地検・市川次席検事、最高検・小池公安部長


△ご遺族と高田弁護士

全くの無実の人に対し、正義を守るべき警察と検察による捏造とは…これが今の日本で起こる事件なの?…ということはここでは置いておいて、私は初めてメディアの前に姿を見せた、相嶋さんの奥様の姿に強く心が揺さぶられました。
警察や検察の幹部に「謝罪は受けるが、決して許すことはありません。夫は面会した時、
『おれは何にも悪いことをしてないのに、何でこんな目に遭うんだろう』と激怒していた。『あの人達は人間じゃない』と話していた」と悔し涙を拭いながら、強く訴えていました。 

全く比較になりませんが、その姿を見て自分の両親を思い出しました。
今年の春亡くなった父を介護していた母は「パパを守らなければと思っていた」と話していました。認知症も進み、転倒を繰り返すようになった父を施設にお願いしようと勧める私や姉に対し「もう少しだけ二人で家にいる」と譲らず、父が骨折して入院、そのまま亡くなるまで介護しました。
つい先日、今度はその母が骨折。この先どうなるのか…母の余生は望み通りに過ごさせてあげたいと思うものの、現実との折り合いをつけなければならず。
長すぎる夏に、自分の体力・気力の低下を実感する日々。人の一生は死ぬまでどうなるかわからない、でも今が一番若いのだから、少しでも誰かのためになる仕事をしていきたいと思うこの頃です。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者  伊藤佳子

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