
【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー 9月に入り「シーズン当初にあった戦い方をもう1回やりたい」
9月2日放送のライオンズナイターでは、楽天モバイルパーク宮城で行われた楽天ー西武18回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。9月の戦い方について訊いた。
――先週末(8月29日~31日)のオリックス3連戦(20回戦~22回戦)は残念ながら3連敗となってしまいました。仁志コーチから見てポイントはどこにあったと思いますか?
仁志「先に点を取れなかったというところで、ずっと優位にゲームを進められてしまったというところです。全体的にヒットは出ていましたが、シングルヒットが多いというチームでもあるので、もう1本が出ないということはある意味仕方がないのですが、そこがこのチームのポイントになるかと思います」
――その中で土曜日(対オリックス21回戦)と日曜日(対オリックス22回戦)の試合で、1番に座った平沼(翔太)選手は2試合続けての猛打賞という活躍でしたが、こちらはどうご覧になっていましたか?
仁志「想像以上に頑張ってくれたというところもあります。慣れないポジションを守ったりしていた中でのいい結果でしたので、そういった感じが続いてくれるとありがたいなと思います」
――この試合から復帰の西川愛也選手は、先週末の土日のファーム2試合で2安打、3安打といい状態での復帰となると思いますが、万全というふうに見ていいですか?
仁志「今のところは……と考えるべきだと思います。はっきりとした原因がわかったわけではなく、いつどこでまた発症するかということは、気をつけながらやらないといけないかなと思います」
――9月が始まります。この試合から(9月2日試合前時点で)3.5ゲーム差で追う4位イーグルスとの連戦ですが、バッター陣にはどんなことを期待しますか?
仁志「今月は幸い楽天とゲーム数が多く、(順位が)一つ上のチームで逆転可能な相手ですので、 とにかく先に点を取って優位に試合を進め、投手陣が頑張ってくれるというシーズン当初にあった戦い方をもう1回やりたいなと思います」
――外崎(修汰)選手はこのところ(9月2日試合前時点で)3試合連続ヒットを記録し、日曜日(対オリックス22回戦)の試合ではタイムリーヒットを放ちました。このところ外野を守るようになってから状態が上がっているように見えるのですが、どうご覧になっていますか?
仁志「今(状態が)上がっていると言っていいのかわかりませんが、もっともっとよくなるはずなので、今現状は単なる通過点という感じで本人も受け取ってほしいなとは思います」
――更なるステップとして、どういったところを求めていますか?
仁志「数少ない経験がある選手ですので、どうにかしてほしいというときに、チームに力を与えるような攻撃の起点になってほしいなと思います」
――左手の打撲と診断された(ジェーディー)デービス選手が登録抹消されました。現在の状態はどうなっていますか?
仁志「今現在どうかということはわからないです。本人がもうできるということであれば、すぐにでも(1軍昇格)というふうにはなると思いますが、結構強い打撲だったので、すぐに突然よくなるということは考えにくいです。少し時間をかけてということでの抹消になっています」
※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー
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