伊藤惇夫氏、自民党若手議員らの心境を推測…「安倍チルドレンは怯えている」〜8月26日「くにまるジャパン極」

伊藤惇夫氏、自民党若手議員らの心境を推測…「安倍チルドレンは怯えている」〜8月26日「くにまるジャパン極」

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自民党総裁選の日程が8月26日に決まる予定だ。横浜市長選で菅首相が支援した候補が敗北するなど、自民党には逆風が吹いている。こうした中、8月26日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で政治アナリストの伊藤惇夫氏は、総裁選、解散総選挙を控える自民党議員の状況を分析した。


伊藤惇夫氏は自民党の危機的な状況について説明した。

伊藤氏「自民党が行った大規模な選挙調査によると、次の総選挙の自民党の議席数はマイナス50議席が起点で、うまくいけばマイナス40議席。下手するとマイナス60議席、過半数を割る。こんな結果が出ています。また、先日の横浜市長選では、無党派層だけでなくなんとなく自民党を支持する層も離れてしまった。いろんな意味で自民党は追いつめられている。」

これに特に危機を感じているのが、衆議院で当選回数3回以下の議員だという。

伊藤氏「この人たちは、いわば安倍チルドレン。自民党内の4割以上を占めています。彼らは自力というより安倍晋三氏の顔で受かった議員。今のように逆風が吹いている状況だと一気に選挙は厳しくなる。彼らは一番、怯えていると思うんです。」

しかし、こうした状況にも関わらず、若手議員から”菅氏では選挙に勝てない”といった声はほとんど表に出てきていないという。

伊藤氏「若い人たちがタッグを組んで、水面下で誰か総裁候補を担ぎたいねと出てるらしいんですけど、なかなか表に出てこない。具体化しない。不思議な感じがするんです。」

その理由を伊藤氏はこう推測する。

伊藤氏「安倍一強が長く続き、官邸が力を持っていて、党のほうがあまり力がなかった状況が続いたので、党内で意見を言う、異論を唱えることがタブーみたいな雰囲気が浸透してしまった。それが抜けてないこと。もう1つが、文句を言ったら公認を外されたり、選挙の資金を締めあげられるという不安感です。」

しかし一方で、総裁選に関して、二階氏、安倍氏、麻生氏は菅氏を支持する姿勢を示している。なぜ3人は若手議員の意向を無視してでも菅氏を推しているのか?

伊藤氏「背景にあるのは、野党が非力であること。多少負けても大丈夫だろうと。自民党、公明党で過半数超えれば問題ないよと思っているのではないでしょうか?あと一つ付け加えると、安倍氏、麻生氏は今後どうなるかわからない部分もあります。」

最後に、伊藤氏は「どこまで自民党に支持が集まるのか?見守りたいですね」と言って、話を締めた。

<参考ニュース>
自民党の岸田文雄前政調会長(64)は、菅義偉首相(72)の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選に立候補する意向を固めた。関係者が25日、明らかにした。既に出馬する考えを表明している首相らとの選挙戦となる方向だ。党は26日、総裁選挙管理委員会と臨時総務会で総裁選を「9月17日告示、29日投開票」と決定。国会議員と都道府県連の投票による簡略型だった昨年9月の総裁選と異なり、党員・党友投票を実施する。衆院解散は総裁選後の10月になる可能性が濃厚となった。首相は複数候補で戦う総裁選で再選された場合、投開票後の10月上旬に衆院を解散する検討に入った。
(共同通信ニュースより)

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。伊藤惇夫氏はコメンテーターとして毎週木曜に登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
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人生ひとまわり。 2017年1月に還暦を迎えた野村邦丸が27年間在籍した文化放送を退職し、 フリーアナウンサーの道を歩み始めています。 これに合わせて大幅リニ…

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