「ラオウに履歴書を出すんです」なぜ「北斗の拳」のザコはモヒカンなのか?レジェンド声優・千葉繁が考えた独自見解とは 1月24日「くにまるジャパン極」

「ラオウに履歴書を出すんです」なぜ「北斗の拳」のザコはモヒカンなのか?レジェンド声優・千葉繁が考えた独自見解とは 1月24日「くにまるジャパン極」

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アニメ「ハイスクール!奇面組」の主人公をはじめ、様々なキャラクターを演じてきた声優界のレジェンド・千葉繁さんが1月24日の「くにまるジャパン極」(文化放送)に登場。激しいテンションの次回予告が話題になった「北斗の拳」の裏話を披露してくれました。

野村邦丸アナ「80年代半ばの人気アニメ「北斗の拳」では、千葉繁さんの次回予告のナレーションが話題になりました。すごい力が入った激しいナレーションでしたね。」

千葉「もう番組後半はテンションが上がりすぎて、毎週倒れていましたね。目から蒸気出るのかメガネが曇るんです。クラっとすると3時間ぐらい頭痛が治まらない。そこまでやらなくてもいいだろうと思うんだけど、やっちゃうんですね。」

邦丸「まさに命掛けなので、普通のナレーションに戻そうとしたら視聴者からお叱りをいただいたとか。」

千葉「講談みたいな調子にしたら「なんで変えたんだ!元に戻さなかったら不買運動を起こしてやる!」と鬼のような投書が来ました。当時僕はだいたい壁側のマイクを使っていて、叫んでクラっとすると死にかかった蚊みたいに壁に張り付いて、また自分のセリフになるとバッと起きて喋って…もう必死でした。」

邦丸「北斗の拳では、いわゆる「ザコ」の声も担当されていて、彼らの人生をいろいろ考えていたそうですね。」

千葉「やっぱり人は誰でも歴史を持っているんですよ。でも物語だと全ての人にフォーカスを合わせるわけにはいかないので、今回はこの人、次はこの人となっています。だから「ザコ」と言われている人たちにも人生があるんです。彼らにも家族がいたりするんですよ。その家族を養うために、ちょっとでも強く見せようと一生懸命モヒカンにしたり、その辺で買った鎖を体に巻いたり、腕立て伏せを毎日100回ぐらいやって筋肉つけて、「昔 少林寺拳法やってました」とか盛った履歴書をラオウさんに出して「よかろう」ってハンコをもらって、これで家族をなんとか飢えさせずに済むぞ…みたいな事がある。でも結局戦場に行くと「お前はもう死んでいる」「ひでぶ!」で死んじゃう。」

(笑)

千葉「今は「ザコ」でも昔は弁護士さんだったかもしれないし、教習所の先生やラジオのパーソナリティかもしれないんです。それが核戦争になって仕事もなくなって、しょうがなくラオウさんの下で働いているのかもしれない。見た目はすっとんだキャラクターに描かれていますけど、強そうに見せないと雇ってもらえないから、ああいう格好をしているんです。本当に強い人は別に飾る必要もないんですが、弱い人ほどあんな格好しているわけです。だから一発でやられちゃうんですね。」

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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