続発する凶悪事件、我々は何ができるのか?大谷昭宏氏が解説〜10月18日「くにまるジャパン極」

続発する凶悪事件、我々は何ができるのか?大谷昭宏氏が解説〜10月18日「くにまるジャパン極」

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凶悪な事件が続いている。山梨県甲府市では民家が全焼し、住人の夫婦とみられる遺体が見つかった。愛媛県新居浜市では、一家3人が刃物で殺害された。兵庫県尼崎市では、マンション敷地内で、住人の28歳の女性が刺されて死亡した。こうした凶悪な事件を防ぐために、我々が出来ることは何なのか?10月18日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、事件記者経験のあるジャーナリストの大谷昭宏​氏がコメントした。

野村邦丸アナは、3つの事件に共通することは何か?を大谷氏に聞いた。

大谷氏「共通しているとすれば、まことに理不尽だということ。どのケースも被害者には何の落ち度もない。甲府市の事件で言えば、そこに住んでる女性が勝手に男性に気に入られて逆恨みされてる。新居浜市の事件で言えば、襲ったほうは、相手に電磁波攻撃をされてると言いがかりなんでしょうけど何回もお宅を訪ねてる。こんな理不尽な殺人はないと思います。」

では、こうした事件を防ぐために我々ができることはあるのか?

大谷氏「ただよく見ていくと、我々の社会がきちんと制度上やっておけば、あることはできたんじゃないかという気がするんですね。愛媛の事件で言えば、被害者は電波を飛ばしてるだろと言われるたびに警察を呼んでいます。警察としては精神障害があるだろうと、保健所に医者の診断を受けさせたほうがいいですよと言っている。しかし、コロナで保健所は手一杯。コロナ禍でそこまで保健所に負担させていいのか?という話になるわけです。」

大谷氏はさらにこう続ける。

大谷氏「私たちの社会が、こうしたことに備えて、こういう制度、法律を作ったらいいんじゃないかと思います。こういう努力を怠ったとすれば、何の落ち度もない被害者には本当に気の毒だった気がします。」

これを聞いて、野村邦丸アナもこう訴えた。

野村アナ「社会で何ができるのか?セーフティネットを作っていかないといけないですね。」

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。大谷昭宏氏は月曜日にコメンテーターとして登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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