人肌恋しい季節に観たい映画!不朽の名作「ジョゼと虎と魚たち」が、新たな物語として蘇る。

人肌恋しい季節に観たい映画!不朽の名作「ジョゼと虎と魚たち」が、新たな物語として蘇る。

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文化放送「ニュースワイドSAKIDORI!」で毎週月曜日にお送りしているコーナー「サキドリ最前線」。25日(月)の放送では、吉田愛梨レポーターが、韓国でリメイクされた映画「ジョゼと虎と魚たち」についてご紹介。

田辺聖子の短編小説を原作に、2003年に犬童一心監督がメガホンを取り、池脇千鶴と妻夫木聡の共演で実写映画化された「ジョゼと虎と魚たち」。昨年にはアニメ映画化され、未だに「ジョゼ」の切ないラブストーリーは多くの人の心を掴んでいる。
そんな中、「ジョゼと虎と魚たち」の韓国版が、今月末29日(金)から日本で公開される。
元々、犬童一心監督の作品や、田辺聖子の短編小説も好きだったという韓国のキム・ジョングァン監督が、日本実写版のエッセンスを巧みに取り入れながら、映像美溢れる新しいラブストーリーとして蘇らせた。
韓国版では、自らを「ジョゼ」と名乗る足の不自由な女性と、大学卒業を控えた青年ヨンソクが出会い、恋に落ちていくストーリーだ。

今回、ジョゼを演じたのは、「知ってるワイフ」や「ある春の夜に」などに出演し、ドラマ界で”ラブコメの女王”として活躍するハン・ジミン。韓国最大の映画賞で主演女優賞を受賞するなど、幅広い演技力が高く評価されている。
青年ヨンソクを演じたのは、Netflixの人気ドラマ「スタートアップ:夢の扉」に出演しするなど、今最も勢いのある若手俳優と言われるナム・ジュヒョク。2人は、「まぶしくて ─私たちの輝く時間─」以来の待望の再共演を果たした。

映画を観て、坂口愛実アナウンサーは、「虫の音と犬の声、ご飯を作るあったかい音、包丁で切る音、韓国の食器の音など、音が良かった。余韻が残る終わり方が好き。」
斉藤一美アナウンサーは、「あからさまなシーンはないけど、そこがかえってエロティック。最後の15分間は2度観たくなる。」と語った。同じようにラストシーンに胸を締め付けられる人も多いかもしれない。

犬童一心監督の映画公開から20年弱。相変わらず芯が強く、強がりな「ジョゼ」だが、当時は無かったスマートフォンが登場したことで、より一層独特の世界観を広げている。
韓国の四季が織りなす風景の中で繰り広げられる純愛ラブストーリー。きっと「ジョゼ」の魅力を再発見するだろう。

脚本・監督/キム・ジョングァン
出演/ハン・ジミン、ナム・ジュヒョク
2020年/韓国/韓国語/117分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:조제/字幕翻訳:鷹野文子/映倫 G 
日本公開/2021年10月29日(金)より kino cinéma横浜みなとみらい・立川髙島屋S.C.館・天神 ほか全国順次公開
配給/キノシネマ
提供/木下グループ
公式サイト
Original Film © 2003 “Josee, the Tiger and the Fish” Film Partners. All Rights Reserved.
© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

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