箱根駅伝初出場を決めた駿河台大学！　注目の31歳教員ランナー今井選手「結果にこだわりたい」

埼玉県中学校の体育教師・今井選手は
2年間の休職をして、駿河台大学心理学部に編入学。
3年次編入ということで今年がラストチャンスだったが、
チームメイトとともに、見事箱根駅伝初出場の切符をつかんだ。

今井選手「学びと走りの2つの挑戦があったから(編入学を)決断出来た」

今井選手は休職して
駿河台大学に編入学する道を選んだことについて
「今、生徒も多様化していく中で、
いろんな価値観があって、
自分自身指導力不足をすごい感じていた。
新たに学び直したいなという率直な思いがあって、
そこに走ることを繋いで、徳本さんとの縁もあった。
走ることも挑戦できて、なおかつ自分の学びも挑戦できる
この2つがあったから、この決断ができたんじゃないかなと
自分では思っている」とのこと。

また今井選手は自身が編入してからの
駿河台大学の雰囲気の変化について
「初めの頃は”箱根駅伝行くぞ”と言っても、
例えば、富士山を登るっていう目標があったとして、
みんな富士山を目指してるんですけど、
東京都から富士山見てる選手もいれば、
富士山の麓から富士山見てる選手もいるという状態だった。
そこからみんな少しずつ富士山の麓に近くなってきたり、
どうやったら麓に行けるんだろうという
そこの部分をみんなが考え始めて、
相乗効果じゃないが、
富士山に近い選手はより険しい山を登っていくし、
遠い選手はどうやったら近くなるんだろうというのを
みんなで知恵を絞ってやっていて
本当にいい雰囲気になったと思う」
と嬉しそうに語ってくれました。

また今井選手は箱根駅伝での走りについて
「今回、仲間に助けてもらって掴んだ切符という部分もある。
本戦では（教員ランナーとして）注目されると思う。
でも見てもらいたいのは結果。
やっぱり1人の選手としてやっぱり区間順位にはこだわりたいし、
区間20番だったら20番なりの評価を受けるべきだと思う。
自分がしっかりと仕事を果たすということに
集中していきたいというか、結果にこだわりたいなと思う」
強い決意を語ってくれました。

このほか、徳本監督を「目指すべき指導者の姿」と語っている様子や、箱根駅伝後の話についてのインタビューの様子はpodcastでチェック♪

「箱根駅伝への道」は火曜日～金曜日「カラフルレンズ」の中、18時15分頃～文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。
ナビゲーターを務めるのは東洋大学OBで二代目・山の神として活躍した柏原竜二さん。3年目になる今シーズンも熱心な取材をもとにした解説、コメントに期待してください。
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箱根駅伝への道 – PodcastQR 文化放送 (joqr.co.jp)

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