元文化放送アナ梶原しげる 独立後の活躍の裏で発覚した妻の難病~11月24日「くにまるジャパン極」

元文化放送アナ梶原しげる 独立後の活躍の裏で発覚した妻の難病~11月24日「くにまるジャパン極」

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元文化放送アナウンサーの梶原しげるさんが、1124日の「くにまるジャパン極(文化放送)」で、フリーアナウンサーとして大活躍していた最中に発覚した奥様の難病と、長年連れ添ってきた奥様への現在の思いを語った。


フリーアナウンサーの梶原しげるさんは、文化放送から独立した当時、ラジオ・テレビと大活躍で、アナウンサーとして順風満帆だったが、家庭では奥様との心の距離が離れていったそう

梶原「今はものすっごく仲がいいんですけど、当時を振り返ると仲悪かったですね。自分のことしか考えてなかったんで、妻がいることさえちょっと忘れてたりして。そうするとやっぱり呆れますよね」

野村邦丸アナ「梶原しげるというひとりの喋り手としては順風満帆だったんですが、奥さんの心が離れていって。そして長年夫婦二人で歩んでいくと、どちらかが病を得ることもあるけど、梶原さんの場合は奥様だったんですね」

梶原「そうですね。肩の調子が悪いだの、足がもつれるだの色々あったんで、病院を紹介されて脳神経外科のお医者様に行って。診断後にお医者さんからご主人は、こんなになるまで奥様がどんなに苦しい思いをしたか、ご存じだったんですか?と激しく叱られたんです」

奥様の病気が「アーノルド・キアリ症候群」という難病だと発覚し、思い返すと症状が出ていたのに奥様のことを考えていなかったと、梶原さんは激しく後悔したそうです

邦丸「娘さんも、どんどん心が離れていった時期でもあって

梶原夫としての役割を果たしていない父に対するがっかり感というか、ものすごい嫌われていましたよ。息子にも嫌われていたし。二人は妻の味方ですからね」

邦丸「私も、もうじき(結婚)40年になりますけど、色々ありますよね。山あり谷あり、谷がずっと続くこともあって

難病と闘う奥様を支える生活を続けるうちに、梶原さんと奥様の離れていた心の距離がどんどん近づいていったそうで

梶原「妻の足元が常に危ういから、外に出るときは、肩を抱いて手を握って歩いているんですけど。この手がね、可愛いんですよ。手のぬくもりって言うんですかね、妻の小さな手が私の手の中で体温を放つわけですよ。愛おしいなという思いが募りました」

邦丸「やっぱりこの歳になっても、女房に甘えていますよね」

梶原「そうですね、赤子のような気持ちでね。今は肩を抱いたり手をとったり距離が近くなってるんですね。そうすると顔の皺なんかも見えてくるんですけど、その皺が良いんですよ。あぁ、この人と一緒に四十何年来たんだなと思ったりね」

西川文野アナ「(梶原さんの著書『妻がどんどん好きになる』を読んで)結婚に憧れました。結婚っていいかも、憧れるという気持ちになりました」

梶原「やっぱり最高の相棒ですよね。私も結婚して良かったって、何十年経っても思います」

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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