野党共闘は避けるべきだったのか? 閣外協力の実際とは 〜11月18日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

野党共闘は避けるべきだったのか? 閣外協力の実際とは 〜11月18日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

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11月18日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)には、「大竹紳士交遊録」のコーナーに、新聞記者の望月衣塑子氏が登場。先日の衆議院選挙で野党共闘が失敗した原因について持論を述べた。

野党共闘について、朝日新聞による世論調査では、支持者の割合が低いという結果が出た。

望月氏「全体として、野党共闘はやるべきじゃなかったという声が非常に多くて。ただ今の選挙体制の中で、一対一の構図に持っていかないと、結果として野党側には不利になる。七割の選挙区で一本化を進めたというのは、トータルで立憲は議席を減らしたんですけど、小選挙区で見ると伸ばしている。戦い方のひとつとして、やらなければ今後も勝てないという意味では、必要はあるんですよね」
大竹「小選挙区でも、惜しい選挙区がたくさんあったって聞いてますね」
望月氏「そうなんですよね。読売新聞などが細かく分析してるんですけど、5ポイント差でギリギリ自民党が勝てたというところが、34人くらいいたんです。逆に5ポイント未満でなんとか野党が勝てたというのも28人。この構図はちょっとしたことで入れ替わる可能性が高いので、そういう意味でも成果は否定できないところなんですよね」
大竹「もしかしたら34人増えてたかもしれないんだもんね」

共産党との閣外協力については――

望月氏「『主義主張が違うのに協力は成り立つのか』という点ですが、『閣外協力』というのはすべてを一緒にやるというわけではなく、『合意した政策については一緒にやりますよ』ということなので、是々非々なんです。世論調査の結果を見ると、ここがなかなか伝わってなかったんじゃないかなと」

また日本維新の会による「我々はニュー野党であり、共闘していたのはオールド野党」という主張も取り上げる。
維新の会がたびたび主張「(オールド)野党は反対ばかりしている」と声を上げているが……

望月氏「立憲民主党と維新の差を見ると賛成しているかいないかの差は6%くらい。『野党はなんでもかんでも反対している』というのは報道からのイメージも強いと思うんですけど、実際はそうではないんですよと」

続けて望月氏は「今回色々な声を聞いていると、立民が自民への批判だけではなく、独自の成長政策は必要だったと思う」と述べた。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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