外国人の住民投票権はどうなる? 「労働力を確保したい」「外国人参政権にあたる」… 〜12月9日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
12月9日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)には、東京新聞記者・望月衣塑子氏が登場。日本で暮らす外国人の住民投票権について語った。
最近話題になっている、武蔵野市の住民投票条例案。外国人の選挙権を認めようとするものだが、「外国人参政権にあたる」という憲法上の懸念も上がっている。
望月「外国人参政権ということと、住民投票を外国人にも認めるということは、似ているようでちょっと違う話なんです」
住民投票条例とは、市長と議員たちが決めたものに対し、住民たちの意見表明の場として設けられているもの。
かつて平成の大合併の際には、様々な住民投票条例が作られた。
望月「武蔵野市っていうのは、色々革新的なことをやっている。これまで多様性や認め合う街づくりなど、『誰も排除しない街づくり』を理念として掲げていて、みんなの意見を聞けるようにしようとしている矢先なんですね」
市民を対象にした無作為なアンケートでは、73.2%の賛成が得られている。
望月「今は特定技能というものを作って、労働力を確保しようとしたものの、『家族の帯同を認めない』とか『5年以上は認めない』とか色々制限をかけていたので、なかなか労働者が来られていないんです。国としては色々な議論があるんですけど、やはり少子化に歯止めがかからず、外国人労働者は確保したい。外国人をどんどん受けていれていくというのは、もう不可欠な流れにはなってるんですね」
その土地で暮せば、当然様々な意見が出てくる。
大竹「色々な考え方があると思うけど、これはちゃんとみんなで議論しなくちゃダメだよね。納得して労働ができるようにしないと」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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