「1区はサスペンス劇場です!」2代目“山の神”が教える2022年の箱根駅伝の注目ポイントとは? 12月31日「くにまるジャパン極」

「1区はサスペンス劇場です!」2代目“山の神”が教える2022年の箱根駅伝の注目ポイントとは? 12月31日「くにまるジャパン極」

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箱根駅伝の選手は大晦日をどう過ごしているのか?12月31日の「くにまるジャパン極」(文化放送)は、2代目・山の神と呼ばれた柏原竜二さんをお招きして貴重な経験談や往路の解説を行う2022年箱根駅伝の注目点を伺った。

今回は野村邦丸アナに変わってピンチヒッターのプチ鹿島と、水谷加奈アナのコンビが聞き役に回った。

鹿島「箱根駅伝の選手は、大晦日をどう過ごされているんですか?レコード大賞や紅白歌合戦など色々な楽しみ方がありますけど」

柏原「僕の場合は調整練習をしたら、あとはいつも通りに過ごしていますね。テレビは全部レコーダーに録画しておいて、1月3日に箱根駅伝が終わって4日から見るようにしていました。それまでは見ない」

鹿島「チームの雰囲気も、そんなストイックな感じなんですか?」

柏原「チーム内だとテンションが上がって、ちょっと騒いじゃう人もいるんです。不安だからこそ、自分のテンションを上げようとして「お前そんなやつだったっけ?」みたいになる人がいるんですよ。だからちょっとうるさいぞって注意することもありました」

水谷「チームは監督によって全然違ってくるものなんですか?」

柏原「そうですね。監督がどのような経験をしてきたのかがすごく大事になります。東洋大学の酒井俊幸監督は、高校の先生から監督になられたので、学業を大事にしなさいとか、まだ体ができてないから食育を大事にしなさいということを本当に丁寧にやっていらっしゃいます。また、帝京大学の中野孝行監督は、廃部やコーチをしていた会社の倒産を経験していて、また養護学校の先生の経験もあり、選手たちには「この後の人生が大事なんだ」と、おっしゃっています」

鹿島「よく、花の2区などといいますけど、見どころのある区は?」

柏原「本当は全部見て欲しいんですけど。1区はサスペンス劇場が始まるんです」

鹿島「サスペンス劇場?」

柏原「1区は「よーいドン」で21チームの21人が走りだすので、誰が区間賞を取って2区のランナーにタスキを渡すのか、本当に最後の1㎞まで分からない状態が続くんです。そのひりひり感が、すごくいいんです。前回大会はひりひりしすぎて、例年にないスローペースになったんですね。もう、みんな「お前が行け」みたいに見合っていたんです。そういうところを観察しながら見ると、この集団の中で誰が最後に生き残るのかな?というのが面白いんです」

水谷「最後に往路の解説をする意気込みをお願いします」

柏原「テレビと違ってラジオは言葉の情報量がものすごく多いんです。そこで1人でも多くの学生の情報をお伝えすることを目標に頑張りたいと思います。学生スポーツの良さを徹底的に取材していますので是非、お聞きください」

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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