「三流はマルチ。良いところもある」能楽師・安田登が語る『三流のすすめ』とは?

「三流はマルチ。良いところもある」能楽師・安田登が語る『三流のすすめ』とは?

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2月24日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)には、能楽師・安田登さんが登場。能楽について、自分の人生について、そして自著・『三流のすすめ』(ミシマ社)などを語った。

『能楽』とは、能と狂言をまとめた表現。

安田「能っていうのは、まず役になりきることが大事。なりきったあとに、俯瞰してその自分を見る”目”。そして観客の”目”。この3つの目を持つことが大事なんです」
大竹まこと「それはよく、死ぬときに体験するような?」
安田「体外離脱のようなね」
小島慶子「ちょっと仏教とも似てますよね。瞑想しているとき、ひとつのことに集中している自分を、(俯瞰して)眺める目を持つっていう」
安田「禅の影響を受けてると思いますね」

安田さんは、決して能楽師の家系に生まれたわけではない。元々は高校教師として働いていた。

大竹「今まで、どんな本をどのくらい書いたんですか?」
安田「数えると47冊です。ペンネームもあって。能や古典もありますけど、3DCGとかゲームの攻略本も書いたことありますし」
大竹「あなた、何者なんですか……!?」
安田「三流なんですよ、それでも(笑)」

そして話題は、『三流のすすめ』(ミシマ社)へ。

小島「この本を読んで嬉しくなっちゃったんですけど、『三流っていうのはマルチに色々できる人で、むしろその方がいいこともたくさんあるんだよ』って書いてあって」
安田「一流っていうのは、ひとつのことを専門にやる人。二流がふたつのことを専門。三流っていうのがそれ以上のことをやる人なんです」
大竹「じゃあ世の中で使われてる、『あの人一流だね』っていうのとは、ちょっと意味が違う?」
安田「そうですね。一流は一流で素晴らしいんですけど。三国時代の古い本に『一流の人に国を任せてはいけない』って記載があるんです。法律を専門家に任せると、法律にのっとってないことは悪だと思ってしまうが、時には法律から外れる人も大事。そして二流の人は、”美”と”醜さ”で考えてしまう。だから三流に任せなさいと。その場に応じて様々なことが出せるから」

本作では「中学生でサッカー部を創立した」「海外ラジオを聞きたくて無線クラブを作った」「高校生でプログレバンドを組み、オーケストラの譜面を書いた」など、興味深いエピソードも多数したためられている。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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