大竹まこと激高「自分たちが特権階級だとでも思ってるんじゃないの?」奨学金という名の借金と、文通費の格差

大竹まこと激高「自分たちが特権階級だとでも思ってるんじゃないの?」奨学金という名の借金と、文通費の格差

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4月8日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて国会議員に月100万円支給される「文書通信交通滞在費」(いわゆる文通費)の、日割り支給への変更と、岸田総理による出世払い型の奨学金について取り上げ、大竹まことが格差を指摘した。

国会議員に月100万円支給される「文書通信交通滞在費」。文通費は現行の歳費法で「公の書類を発送し、公の性質を有する通信をなす等のため」と目的が定められているが、事実上、選挙活動に使われている。改正案では、日割り支給と合わせ、名称を「調査研究広報滞在費」に変更。目的も「国政に関する調査研究や広報、国民との交流、滞在等の議員活動を行うため」に改めることで、選挙活動などにも使われている実態を合法化する内容だ。

一方、岸田総理が掲げる出世払い型奨学金。新しい制度は「出世払い」方式と呼ばれ、国が大学などの授業料を肩代わりし、学生が卒業後、一定の年収を超えたら、所得に応じた額を返済する仕組みだ。出世払い方式は親の収入に関係なく、どの学生も利用できる仕組みが検討されている。

この2つのニュースを比較するとわかりやすい格差が見えると話す大竹。

「片方は国会議員の収入は8000万円以上。文書通信交通滞在費が月100万円。年間1200万円。日割り支給にする案に共産党を除いて全部賛成している。しかも、記事には『国民との交流』などの文言を入れれば、居酒屋での飲食さえ可能になるとある。居酒屋の飲食が可能になって月1200万。一方の奨学金は、要するに世の中に出て働き始めました。あなたの年収が300万円を超えました。さぁ、そろそろ借金を返していただけませんか?って話だろ!?奨学金を出世払いにするって一聴すると豪気に聞こえるじゃないか。出世でいいよ!出世払いで!と。年収300万円ってそれ出世か!?自民党案なわけだろ?国会に支給されるお金と比べて、議員たちがものすごく特権階級だって感じ。奨学金を返すために一生懸命働いている人はたくさんいる。もう少し、こういうところは考えて欲しい」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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