鮮明となるメタバース戦略、ソニーグループが米エピックゲームズに追加出資

鮮明となるメタバース戦略、ソニーグループが米エピックゲームズに追加出資

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4月13日放送の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーターの経済アナリスト森永康平氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、ソニーグループがアメリカのエピックゲームズに追加出資することについて語り合う場面があった。

加速するメタバースへの動き

2022年4月12日、ソニーグループは、人気オンラインゲーム「フォートナイト」で知られるアメリカのエピックゲームズに約1250億円の追加出資をすると発表。2020年7月に初出資してから3年連続で、エピックゲームズの約4.9%を保有する株主になり、ゲームの技術を基盤にした仮想空間「メタバース」戦略を鮮明にした。

ソニーが特定のゲーム会社にこれほど投資するのは、利用者が3億人を超すエピックゲームズのゲームがメタバースの基盤を作ると考えているため。初出資からの投資額の合計は14億5000万ドルとなる。

エピックゲームズは自らゲームを開発するだけでなく、CGの制作技術も外部に提供している。ソニーもプレイステーション向けのソフト開発でCG制作を得意としており、2つの会社の技術を掛け合わせることで、メタバースに必要な空間再現などの技術面で優位に立てると見ているという。

このニュースついて森永氏は「先ほど電気自動車に大金が流れているという話を紹介しましたが、一方でメタバースにも相当お金が流れていて、本業にメタバースが関係なさそうな会社も、メタバース系の会社に出資したというプレスリリースが流れていたりします」と強まるメタバースへの動きを分析。

変化するゲームの形に寺島アナは「そうすると、森永さんのお子さん世代にとっては(メタバースが)当たり前になっていくわけですかね」と話を展開。

それについて森永氏は「不動産企業がメタバースの中に商業ビルを建てるという、漫画や映画の世界のようなことが実際におき始めています。うちの子やさらにその下の子供になると、ネットの中で生きていくという世界観ですよね」とコメント。新たな世界観に戸惑いつつ、受け入れていく姿勢を見せた。

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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