渡辺大知が役者として変わるきっかけの映画

渡辺大知が役者として変わるきっかけの映画

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61日の「おとなりさん」(文化放送)「10時のおとなりさん」のゲストミュージシャンで俳優の渡辺大知さんが登場! ロックバンド・黒猫チェルシー結成から、役者としての活動の想いを語った。

渡辺大知さんは、高校在学中の2007年にロックバンド「黒猫チェルシー」を結成。

渡辺大知「高校でバンドを組んで、“それでやっていこう!”というよりは、1回だけのつもりだったんですよ」

鈴木おさむ「何用に組んだんですか? 文化祭とか色々あると思いますけど」

渡辺「“さくらまつり”っていう地元の春祭りに出ようってなって、オリジナル曲を5曲くらい作ったんです。初めてお祭りで演奏したら思ってた以上に楽しくなっちゃって、ライブハウスとか出てみたいと思って練習してたら、十何年続いていたような感じですね」

鈴木「声がかかったり?」

渡辺「地元のライブハウスの人が気に入ってくれて、“こんなイベントあるけど出ない?”って呼んでくれることが多くて、好きだったバンドと対バンできたりとかしましたね」

音楽活動と並行して2009年に映画『色即ぜねれいしょん』で俳優としても活動をスタートした。

渡辺「バンド組む前は映画の制作を志望していて、“映画の現場を見てみたい”という思いでオーディションを受けて、まさかそれでデビューできるなんて思っていませんでした」

鈴木「田口トモロヲ監督の演出は厳しかったですか?」

渡辺「ありがたいことに、撮影の前に1ヶ月間マンツーマンでレッスンを受けさせてもらったんですよ」

鈴木「えーすごい! 稽古場かどっかで?」

渡辺「僕がまだ高校3年生だったんですけど、文化祭の練習中で。田口さんが僕の地元の神戸に泊まり込みで、学校の近くのカラオケとか会議室とか用意してくれて」

鈴木「優しいんですか?厳しいんですか?」

渡辺「変に褒めたり優しい言葉をかけるってわけじゃないんですけど、すごく丁寧に見てもらって。いま朝ドラとか出させてもらってますけど、最初に田口さんに言われたことを頼りにやってるところがあります」

ミュージシャン・俳優と二つの肩書きがありますが、渡辺さん自身の思いは……

渡辺「最初に音楽を始めたことが今の仕事に繋がっていると思うので、根っこにバンドマンっていうのがありますね。ただ、今そのバンドが休止中で。肩書きってのは自分のなかで思ってればいいかな、と」

鈴木「自分が“役者さんとして変わったな”と思う作品ってあります?」

渡辺「『くちびるに歌を』っていう映画で、バンドメンバーが“今まで正直、渡辺が役者の活動もしているのか腑に落ちてなかった。でも『くちびるに歌を』を観て、役者で受けたものをバンドに還せる気がした”みたいなことを言ってくれて。音楽と演技の仕事、両方やってることが自分らしい表現につながるんじゃないかと思えました」

そんな渡辺大知さんは、スターチャンネルEXのドラマ『5つの歌詞』の第1話「空を読む」に出演する。

渡辺「これ、観て欲しいんですよ。さっき分岐点の話もちょっとさせていただいたんですけど。正直、演技で達成感って分からないものですけど、これまだ完成したものを観てないんですけど、“自分の演技を観て欲しい”って初めて思いました」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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