ケニアの少額貯金が銀行を飲み込む!?~いま、アフリカでビジネスをする意義とは~

ケニアの少額貯金が銀行を飲み込む!?~いま、アフリカでビジネスをする意義とは~

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様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが様々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。

2022年6月27日、7月4日の放送では、「いま、アフリカでビジネスをする意義とは」をテーマに熱いトークが繰り広げられました。アフリカを舞台にビジネスを展開するお二人に、アフリカならではの注目ポイントを伺うと…

寺久保:ウチのファンドが注目しているのは、金融です。アフリカで、銀行口座を持てる人は3〜4割。持てない人は、例えばケニアなら地域ごとの共済グループ「サッコ」があり、毎週物理的な箱に少額のお金をいれて、個人の預金をします。総額5000億円あるものもあって、現地の銀行を買収したこともある程、パワーを持っています。一方で、管理が複雑になので、それをデジタルで管理できるように、「フィンアクセス」というスタートアップ企業が誕生し、クラウドでサッコを実現しています。

入山:仲本さんが注目していることは?

仲本:日本の方は簡単に大量生産されたものに飽きていると感じています。そこで私は面倒なことを敢えて掘り下げていて、ウガンダでは、「バーククロス」という、木の皮をはいで、茹でて叩いて布にするものがあります。この布は、ヴィーガンレザーとして、革の代替素材の役割を果たすのではと、注目しています。

入山:お二人共アフリカへのアプローチが、対局で、寺久保さんは、最先端のテクノロジーで進化させるアプローチで、仲本さんはアフリカに昔からあるものに価値を見出していますね。

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ゲスト紹介
寺久保 拓摩さん
大学在学中から、バングラデシュのグラミン銀行でマイクロファイナンス事業に従事した後、サムライインキュベートへ入社。日本・イスラエルを中心に多くのスタートアップや大企業の事業立ち上げを経験。2018年に、ルワンダ共和国に移住しアフリカスタートアップを支援するベンチャーキャピタルを設立。現在は、ケニア・ルワンダ・ウガンダ・タンザニアを中心に現地起業家への投資やインキュベーションを行っている。

仲本 千津さん
大学院修了後、三菱東京UFJ銀行で法人営業を経験。その後、笹川アフリカ協会に入り、2014年にウガンダ駐在。2015年には、アフリカンプリントを扱う、株式会社RICCI EVERYDAYを設立。2019年には、東京・代官山に初の直営店舗をオープン。

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月 19:00~19:30

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