興行収入が全てじゃない!「ミニシアター」

興行収入が全てじゃない!「ミニシアター」

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ノンフィクションライターの石戸諭と、女装パフォーマーのブルボンヌを迎えた9月9日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。

本日は「ミニシアター」について取り上げた。

「きょうのクリエイティ部」では、「ミニシアター」について取り上げた。

コロナ禍で大きな打撃を受けた映画館市場。
「シネコン」と呼ばれる、1つの劇場に5つ以上のスクリーンがあり、座席数平均400~500席。事前に決められた作品を、同系列の全映画館で一定期間上映する大手のシアターは現在、ファミリー層や若年層を中心に回帰の動きが見られるという。
一方で、1つの劇場のスクリーン数は1つ~3つ。座席数は平均100人~200人程度で、劇場の支配人の独自の判断で上映作品を選ぶ小規模の「ミニシアター」は、来場客が外出に慎重な高齢者が多いことから、コロナ禍前の3割から4割ほどしか客足が戻っていない状況が続いている。

今年7月、ミニシアターの先駆けとなった神保町の映画館「岩波ホール」が54年の歴史に幕を下ろし、今月末には関西ミニシアター文化の牽引役を果たしてきた「テアトル梅田」が32年の歴史に幕を下ろす。

石戸「僕は大阪で仕事していたこともあるし、今でも大阪に週2回行きますけど大阪で社会部時代に仕事したときに“テアトル梅田”で映画を見に行ったりしていたから…。だからそこが閉館ってなるのはかなり驚いたんですよ。」

そんな「ミニシアター」の思い出について
ブルボンヌ「ミニシアターの代表格の渋谷の“シネマライズ”さんでウォン・カーウァイ監督の『ブエノスアイレス』を見たのよ。アジアボーイズラブ的なの先駆け中の先駆けね。当時はそういう2人の恋愛を見せてもらえるだけで嬉しくて…!」

劇場の支配人が自らセレクトするからこそ、日本未公開となっていた海外作品や、若手監督の作品など、シネコンでは知ることができない作品を見られることが魅力の「ミニシアター」。

西川「よく何週間に渡って特集みたいなのやってますよね。“〇〇監督特集”とか。あれもなかなかね支配人のこだわりが見られると思います。」

「ミニシアター初のヒット作品」も多く、例えば『ニューシネマパラダイス』『アメリ』『この世界の片隅に』『カメラを止めるな』など、今や誰もが知る作品が挙げられる。

コロナ禍で中々客足が戻らない「ミニシアター」の現状について、

石戸「僕もそうだし、ブルボンヌさんもどちらかというと仕掛け人側だったと思うんですけど、かつてはメディア側にとってみたら、ミニシアターって仕掛け甲斐のあるものではあったじゃないですか。ミニシアターで見てる物の中には、本当に映画が好きな人なら“おっ!”と思う物。“今の主流とは違うけど、これは光るよ!”みたいな物をいち早く持ってくるミニシアターみたいな物に対して、僕たちも“そういうのに飛びついてなんぼ!”みたいな価値観がありましたけどね。」

ブルボンヌ「オタクの優越感みたいな。“中にいるあの人とかあの人がこういう映画を見に来ちゃうんだ!ちょっと感度高いぞ!”みたいな感じはあるよね!」

西川「金曜の夜7時からの作品をね、“なんでこの金曜のこの時間に私たちはここに集っているんだろう?”みたいなありますもんね!」

石戸「そういうのを楽しむっていうのも1つのいい時間だったんですけどね。僕は大切なことだと思いますよ。特にこのコロナ禍でライブとかもだけど“今、客足が戻ってない!”っていうけど、僕は一方で戻せる場所だと思ってるので。」

このコーナーでは、おすすめの「ミニシアター」や、「ミニシアター」の魅力などさらに深掘りをして紹介しています。気になる方はradikoのタイムフリー機能でぜひお聴きください。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。

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