国際薬膳師・麻木久仁子の『薬膳講義』に高橋・坂口コンビも興味津々!

国際薬膳師・麻木久仁子の『薬膳講義』に高橋・坂口コンビも興味津々!

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9月13日の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」に、

タレントの麻木久仁子さんが登場!前半は麻木さんが得意とするクイズ番組の舞台裏のお話、そして後半では麻木さんが今、真剣に向き合っている薬膳のお話で盛り上がった。

 

高橋優「麻木さんは国際薬膳師の資格をお持ちだということですが?」

麻木久仁子「そうなんです。薬膳というのは薬の膳と書いて難しそうなイメージがあるんですけど、実際には季節のものを食べて、土地のものを食べて、体質や体調に合ったものを食べる『食養生』ですね。私もうすぐ60歳になるんですけど、10年ぐらい前に脳梗塞と乳がんに罹ったんですよ。幸い軽くて済んで、お陰様で後遺症もなかったし、治療も無事に済んだんですけど、やっぱりほら、芸能界って不規則な生活でね、あんまり食事にも気を使わずいい加減だったのね?そこで反省して、食事ぐらいはちゃんと整えようかな~と思っている時に薬膳に出会って、そこからちょっとハマッちゃって。それで東洋学の勉強を始めて、薬膳師という資格も取って。今結構ね、レシピ本を出したりとか、雑誌とかネットとか色々なメディアに出したりとか、そういうのをやってるんですよ」

高橋「僕は知識がゼロなんで何もわからないんですが、薬膳の学校ではどんなことを学ぶんですか?」

麻木「結局ね、食材のひとつひとつに色々な東洋学的な力があるんですね。例えば高麗人参みたいなものに始まって、それこそ普通のお野菜、大根からジャガイモに至るまで、それぞれに食材の力があって、それが五臓六腑にどのような影響を与えるかっていう論理を勉強するんです。で、どんな季節のどんな体調の人にはどんなレシピのご飯がいいかとか、どんな年齢の人にはどういう食べものがいいかとか、こういう不調がある時にはこういうご飯を食べようとか」

高橋「結構日常生活に直結してるっていうか……」

麻木「直結してますね、要は日々の食事が体を作るっていう考え方ですから。『薬膳というと難しい生薬とかを食べるんでしょ?』という話になるんですけど、実際はそうでもなくって、例えば昨日の夜飲み過ぎた。朝起きたらなんか胃がもたれてる。いつもはトーストの朝ご飯だけど、今日は卵のおかゆか何かを食べたりするじゃない。それはもう『薬膳卵粥』ですね。何故ならば、二日酔いの胃袋に優しいものを食べたから。でも、二日酔いの胃袋が疲れているのにも関わらず、お構いなしに冷たい牛乳を飲んだらそれは薬膳的にはダメよっていうことなんです。その積み重ね」

高橋「薬膳と聞くとそれこそ漢方薬とか、ちょっと苦い物とか野菜たっぷりとか、そういうものが思い浮かぶけど、麻木さんのお話を聞いてると、美味しく、フルーツでもなんでも食べていいと……」

麻木「そうです!どんなものを食べてもいい、お酒を飲んでもいいし甘いものを食べてもいい。だけど、食べていい時と良くない時もあるよねってことですよね?例えば甘いものって体に栄養を与えてくれる、物凄い力があるんだけど、食べ過ぎると体の中の気の流れとか水の流れが滞るから食べすぎちゃいけないよとか、そういうことですね」

高橋「これはかなり興味あるんじゃないですか?坂口さんも」

坂口愛美アナ「興味ありますよ!食べることも大好きだし。麻木さんがやられているYouTubeのチャンネル(『麻木久仁子の食べる温活~毎日元気でいたいから~』)も拝見したんですけど、観てるとホント美味しそうで、体にも優しくって……」

麻木「ありがとうございます!家でひとりぼっちでご飯を食べているっていうYouTubeを編集からやってます(笑)」

そんな麻木さんは孤独を楽しんで、でも孤立しないといった、おひとり様の食卓についての本「おひとり様薬膳」を10月19日に発売されるとのこと。こちらも楽しみである。

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