揺れるカタールW杯の人権問題。大竹「スポーツと、いろんなそういう問題が切り離せなくなってることも確か」

揺れるカタールW杯の人権問題。大竹「スポーツと、いろんなそういう問題が切り離せなくなってることも確か」

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11月25日の大竹まことゴールデンラジオにて、日本ドイツに勝利の一方で人権問題に揺れているカタールワールドカップについて取り上げ、大竹と室井がコメントした。

日本ドイツに勝利の一方で、日本とドイツが戦った歴史的日本の勝利のドイツ戦の前に行われたドイツ代表の記念撮影の写真が話題になっている。ドイツ選手11人が口を手で覆っており、これは反差別を訴える腕章の着用をFIFAが認めなかったことへの抗議だった。同性愛者への差別など人権侵害が問題視されるカタールでのワールドカップ開催をめぐり、欧州では抗議の動きが広がっている。一方日本では、スポーツの場での抗議活動に否定的な声もあり、有識者は人権問題への鈍感さを指摘している。

大竹「昨日もお伝えしたんだけど、やっぱり日本ではあんまり話題にしてないけど欧州ではこれかなり問題になっている。カタールで開催することの是非みたいなことから、もう問題になってたみたいだね」

FIFAは、ウクライナに進行したロシアについてはワールドカップから排除しているが…

室井「なんか選手とかの方が差別とかすごい具体的にわかってたりするような気がする。だって世界を股にかけて色々なリーグに移籍したりしているわけだから」

大竹「そうだね。やっぱりこの人権問題、声を上げないで黙認して黙ってる。黙認は人権侵害への加担だと黙っているって事は、それを容認したことになるっていう。明治大学の鈴木教授はそういうふうに言ってるよね。ドイツのフェーザー内相は客席で腕に差別を否定するような腕章を巻いて試合を観戦していたらしい」

室井「ここからなんだけど、どうして腕章しちゃダメだって言ったの?」

大竹「腕章とかなんとかは、欧州7カ国ぐらいがこの人権問題に声を上げているわけだけど、それをまあカタールというかFIFAはスポーツに人権問題を持ち込むべきではないっていう姿勢をとっているみたいだね。だから腕章はつけないでくださいって言ったみたいだね」

室井「なんでダメなんだろうね」

大竹「もちろんドイツを破って日本が勝ち進んでいる。とっても喜ばしいことで、この話題で日本は沸騰してて、そこに異議は何も俺は唱える気はないし、日本の活躍は大いに期待はしているんだけども、この大会のやり方?大会の開催地?そこの法律?いろんなことを含めてスポーツと、そういう問題が切り離せなくなってる事も確かだよね」

室井「そういう風に主義出張したくないって言うんだったら、腕章をつけるのも自由に認めればいいじゃんね。つけない人もいるしつける人もいるでいいじゃん。全部指示しますって言わなくても、やりたい人はやればいいそれはそういう意味らしいでいいじゃん」

大竹「昔から、オリンピックも含めてそうだけど、こういうのに政治からいろいろと持ち込まないようなことが、長年続いてきてた。でもここに来てウクライナの問題とか、それからイランのヒジャブの問題とか、そういうのが大きくクローズアップされてきたということ」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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